ご挨拶
今月は暖かい日が続いたので、発電量は前年よりも良好でした。
そして今月から1ヵ月半くらいの間、床下暖房だけで生活したときの消費電力を検証のため、買電量が爆上がりしています。
これまで電気の自給自足に力を入れて、冬場は寒さを我慢していた時期もありましたので、今回はちょっとした息抜きを行っています。
太陽光発電環境/買電する電力会社
太陽光発電の環境
屋根形状:片流れ 2.5寸(14度)、方角:南東
パネル:SunPower 360W 36枚 12.96kW
パワコン:DELTA 5.9kW+4kW 計9.9kW
売電単価:21円/1kW 余剰10年(2020年度)
蓄電池:TESLA Powerwall 13.5kW(全負荷タイプ)
蓄電モード:自家消費優先
買電する電力会社:株式会社オカモト
電気プラン:0円でんき 中部エリア 従量電灯B
基本料金:0円
電気量料金:26.0円
青だんごむし家の生活スタイル
1.太陽光発電した電気を中心に自家消費、蓄電池に充電、余りを売電
2.基本は蓄電池の電気だけでやりくり
3.蓄電池の残量が無くなった場合のみ電力会社から買電
4.蓄電池の大幅残量を気にする必要がある消費の多い家電(エコキュートや洗濯機等)の使用は、なるべく日中(発電ピーク時間帯)に行う
太陽光発電設備と蓄電池の投資費用内訳
太陽光パネル:17,952円 ←10年リース
蓄電池:15,950円 ←10年リース
パネル設置費:5,400円 ←住宅ローン
10年間の毎月設備支払額:39,302円(太陽光設備 23,352円+蓄電池15,950円)
※パネル設置費はリースではありませんが、関連しているので計算に入れます
2025年1月の発電結果
※蓄電池のテスラアプリから実記録データを抽出(1月1日~1月31日)
総発電量:1,182.1 kWh = 24,824 円
総売電量:438.8 kWh = 9,215 円
(自家消費分:743.3 kWh = 15,609 円)
総買電量:310.5 kWh = 9,936 円
※発電量・売電量・消費分は 21円/1kWh で計算、買電量は 32円/1kWh で計算
☆発電量(24,824 円)から設備費用を差引
太陽光設置費(23,352円)だけ投資した場合 1,472円 の赤字
太陽光設置費に蓄電池を(39,302円)含んだ場合 -14,478円 の赤字
1月分 日割別発電量等


電気の平均自家消費率は69.7%でした
1月分 日割別発電量等(棒グラフ)


実際の明細書・請求書からみた
再エネ受給電力量から電気代の差引結果
再エネ受給電力量:361 kWh = 7,581 円
(計測期間:12月20日~1月22日)
電気量・電気料金:319 kWh = 10,150 円
(計測期間:12月20日~1月22日)
差引:- 2,569 円



1ヶ月間も床下暖房を稼動していたら、電気料金は1万円を超えてしまいました。差引きマイナスは今回が初めて!
経済効果の実績
上記の結果は太陽光発電システムと蓄電池を導入した場合の結果ですが、もしも導入していなかった場合はどうなるでしょうか。計測期間内の実データ(TESLAアプリから抽出なので少し誤差有 ※買電量は誤差が大きいので電力会社のデータを参考)を元に算出してみます。
買電単価は基本料金0円の0円でんきを参考にしまして、1kWあたり31.82円[税込](電力単価26円、燃料費調整額が2.33円、再エネ賦課金が3.49円の合計)とします。
発電量:1,154 kWh
家庭消費量:1,069 kWh
売電量:362 kWh
買電量:319 kWh
※買電量は四捨五入しています
太陽光+蓄電池が設置されていない場合の電気料金
家庭消費量×31.82円 ⇒ 34,015 円 [電力会社から買電した金額]
太陽光で得た電気を売電せず自家消費に充てた場合の経済効果
(発電量-売電量)×売電単価(21円)⇒ 16,632 円 [太陽光発電で売電するはずの金額]
※蓄電池があれば自家消費量を増やすことができます
太陽光発電システムと蓄電池を導入しない場合は、34,015円の電気代が発生しますが、売電する電気を自家消費に充てることができれば、実質の電気代を16,632円(17,383円のお得)で賄うことができます。
1月分 再エネ受給電力量明細書


1月分 電気料金請求書


1月分 1日毎の買電量と棒グラフ


2025年1月の実質リース代と負担金
リース代(太陽光パネル+蓄電池)は、33,902円なので、売電額に足りない差額が実質のリース代金になります。
※住宅ローンに組み込まれた設置費は含まず
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