
こんにちは、青だんごむしです。
自分の家や他の住宅の窓断熱性能を調べるのに便利です。
- オール樹脂サッシとアルミ樹脂複合サッシ、アルミサッシを見分ける方法
- サッシのスペーサーが樹脂かアルミか見分ける方法
- サッシのメーカーが分かれば製品名を特定できる方法
窓の樹脂サッシ&アルミ樹脂複合サッシ&アルミサッシの見分け方



青だんごむしが家造り中に、色々なお宅の断熱性能が知りたくて熱の出入りが激しい窓ガラスに目を向けて、お外から住宅を見て調査していました。
よく窓枠のサッシの厚さ(樹脂は太い・アルミは細い)で見分けられると言いますが、メーカーによって若干違うので判別しにくかったりします。サッシ色も最近は複数の色があるのでパッと見は分かりにくかったりします。
自分のお家の窓性能を簡単に確認したい時にも是非確認してみてください。
それは・・・ サッシ枠の角を見て下さい
そして・・・ 繋ぎ目を見て下さい
樹脂サッシ → 斜めに繋ぎ目
アルミ樹脂複合サッシ → 縦に繋ぎ目
アルミサッシ → 縦に繋ぎ目
※最近建築された住宅の外側の繋ぎ目が縦ならアルミ樹脂複合サッシで間違いありません。
※アルミ樹脂複合サッシの内側の樹脂枠は見栄えを良くするため、斜めの繋ぎ目ではありません。
樹脂サッシ(引き違い窓)
サッシの角の繋ぎ目が斜めになっています。外枠フレームでも判断することができます。


※確認するとき、間違えて網戸の枠(緑丸部分)を見てしまう場合がありますのでご注意ください。
網戸の外枠はアルミしかありません。
樹脂サッシ(横滑り出し窓)
樹脂サッシは基本的に、どのタイプの窓でも角のつなぎ目は斜めになります。


アルミ樹脂複合サッシ
樹脂サッシとの見分け方では、角の繋ぎ目が縦方向ならアルミ樹脂複合サッシです。しかしサッシ枠の幅の違いでアルミサッシの可能性もあります。縦横の幅が同じくらいであれば、アルミ樹脂複合サッシです。


また最近のアルミ樹脂複合サッシには、更にサッシ枠を細くしたスタイリッシュなタイプがあります。上の画像はスタイリッシュな製品ですが、旧型はサッシの下部がアルミサッシのような太さになっています。


最新のアルミ樹脂複合サッシは、アルミの部分が少なくなったことでサッシ部分がスリムになり断熱性能が向上しています。
アルミサッシ
アルミ樹脂複合サッシの旧型とアルミサッシを比較すると、サッシ下部の太さが類似しています。それでもアルミサッシは極端にサッシ下部の幅が太いです。30年以上前のアルミサッシになると、2種類のガラス(普通のガラスと摺りガラス)が上下にはめ込んだタイプもあり、この場合はガラスとガラスの間にサッシが組み込まれています。


住宅に限りますが、出窓の有無によってその住宅がアルミサッシかどうか判断できます。


出窓は今から30年前に流行となってた窓で、壁から飛び出して窓が設置されているタイプです。私の実家も出窓が複数設置されています。出窓のついている住宅であれば、サッシ枠を見なくてもアルミサッシで確定です。
ちなみに最近の住宅は出窓採用率がとても低くなっています。その理由が、高価格とデザインと断熱性能の低さです。今流行の高断熱・高気密住宅に出窓採用の住宅を作ろうとしたら、一定の気密・断熱性能を維持するのは非常に難しく不向きです。
サッシのスペーサー(ガラスとガラスの間のつなぎ)でアルミか樹脂を見分ける方法
最近の窓サッシは、結露対策でスペーサーの種類を確認することが増えました。どこを見れば分かるのかお伝えします。
サッシのスペーサーを見分ける
スペーサーという素材は、ペアガラス&トリプルガラスのガラスの間に使用されています。ガラスとガラスの間をつなぐ素材によって、熱の伝わり方が変わり結露しやすい窓なのかどうか分かります。素材は主に樹脂とアルミがあります。



オール樹脂サッシを採用している方は確認してみてね。
もしアルミなら、冬場にサッシ枠が結露することがあるよ!
ガラスとガラスの間の板が
樹脂スペーサー ⇒ 黒色
アルミスペーサー ⇒ シルバー色


これまでは、一部のペアガラスの樹脂サッシやトリプルガラスの樹脂サッシに標準とされていた樹脂スペーサーが、2021年5月にYKKAPから発売された「エピソードⅡ NEO-B」というペアガラスのアルミ樹脂複合サッシでは、樹脂スペーサーが標準になりました。
従来のアルミ樹脂複合サッシよりも断熱性能が向上し、結露もしにくくなりましたが樹脂サッシには劣ります。
事前に窓のメーカーが分かれば製品名が特定できる
事前に窓のメーカーが分かるなら、実際にサッシを見ることで製品を特定することができます。ガラスの枚数は、光をガラスに当てながら斜め方向から見れば、光の反射で枚数が判ります。
樹脂スペーサーなら、その窓はAPW430(トリプルガラスの樹脂サッシ)かAPW330(ペアガラスの樹脂サッシ)かエピソードⅡ NEO-B(ペアガラスのアルミ樹脂複合サッシ)になります。
アルミスペーサーならエピソード NEO(ペアガラスのアルミ樹脂複合)かエピソードⅡ NEO(ペアガラスのアルミ樹脂複合)かエピソードⅡ NEO-R(ペアガラスのアルミ樹脂複合)で確定です。
樹脂スペーサーであればその窓はレガリス(5枚ガラスの樹脂サッシ)か樹脂窓EW(ペアかトリプルガラスの樹脂サッシ)ハイブリッド窓TW(ペアかトリプルガラスのアルミ樹脂複合サッシ)かサーモスX(トリプルガラスのアルミ樹脂複合)かエルスターX(ペアガラスの樹脂)になります。
アルミスペーサーならサーモスⅡシリーズ(ペアガラスのアルミ樹脂複合)で確定です。
これから家を検討されている方へ余談
よく大手ハウスメーカーやデザイン重視の工務店で聞く、窓枠が細くてスタイルが良いことをアピールしてきてアルミ樹脂複合サッシをお勧めされることがありますが、これはよく考えられたほうがよろしいです。
デザイン・見た目重視のアルミ枠にするか、太い枠で見た目が良くないけど断熱性能と快適性の良い樹脂枠にするか
サッシは簡単に取り替えることができないので、30年以上使用することを前提に検討してみてください
最後に窓サッシの基本 (青だんごむしが考える)
アルミサッシとは
窓枠材質が外側内側ともにアルミで出来ています。熱伝導率が樹脂サッシの1000倍になります。
昔の家では良く使用されていたが、現在は超ローコスト住宅で無い限りは採用されることはありません。でも学校や病院・ビル等では未だアルミサッシが使われていたりもします。



学校や病院など商業施設でアルミサッシが使われているのは、耐久性を高めるためなんだ。
長期間使用されるから壊れにくい素材を使うんだよ。窓の断熱性能が低くても、窓を開けたり強引にエアコンを稼動して室内を快適にしてるんだよ。
アルミ樹脂複合サッシとは
外側がアルミで内側が樹脂のサッシです。
見かけはよくて断熱性能がアルミサッシよりは良いけど、所詮内側はアルミフレームの上に樹脂枠を上貼りしただけなので熱の出入りは多いです。



アルミサッシの上に樹脂枠を貼っているだけなので、室内は熱の影響を受けやすいんだ。特に冬場は結露しやすいのも難点です。
樹脂サッシとは
外側も内側も樹脂で出来たサッシである。断熱性能はアルミ樹脂複合サッシよりも良くて外側と内部の熱の伝わり方が少ないので結露することが少ないです。
ただし、ペアガラス以上の窓であればガラスとガラスの間に樹脂スペーサーを入れなければ結露対策の効果は得られません。
また材質の樹脂は「塩ビ樹脂」というもので、外部で使用されているパイプやホース、電線の被覆材、医療用器具等と同じ材質で出来ているのですぐに劣化することはありません。
大手ハウスメーカーの営業トークでよく聞く「洗濯ばさみのようにすぐに割れたり」することはない。更に世界中では樹脂サッシの住宅は一般的なので心配することはありません。



断熱性能の優れたサッシが樹脂サッシだ。アルミサッシよりも耐久性は低いけど、30年も耐えれば十分ではないかな?
1世帯だけで住み続けるなら、サッシの耐久性に拘る必要はないと僕は思うよ。
サッシ見分け方のまとめ
サッシ・スペーサーの見分け方は以下のとおりです。
角の繋ぎ目が斜め ⇒ 樹脂サッシ
角の繋ぎ目が縦 ⇒ アルミサッシ
引き違い窓サッシの下部幅が細い ⇒ アルミ樹脂複合サッシ
引き違い窓サッシの下部幅が太い ⇒ アルミサッシ
ガラスとガラスの間のつながり部分が黒色 ⇒ 樹脂スペーサー
ガラスとガラスの間のつながり部分がシルバー色 ⇒ アルミスペーサー



最後まで観てくれてありがとう! 是非参考にしてね~


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