ご挨拶
2023年1月は下旬に大雪の影響があり、発電量が少なくなり買電量が多くなる結果となりました。大雪の影響で太陽光パネルに雪が積もり、すぐに雪が溶けなかったため、1週間ほど発電量0で買電量が150オーバーです。(同期間に24時間20度設定のエアコン暖房の室内検証も実施していたため買電が半端ないです)
大雪による買電量の影響は、2月の請求分に含まれるため国からの補助金もあって少し電気料金が安くなるのではないかと予想しています。
また今月より電力会社が変わりまして、今後は北海道帯広市にある電力会社の0円でんき(株式会社オカモト)の買電情報をお伝えしていきます。
暖房による電気使用量の増加のため、毎年12月~2月までの期間は、買電量100kW未満を目指して電気の自給自足に取り組みます。
太陽光発電環境/買電する電力会社
太陽光発電の環境
屋根形状:片流れ 2.5寸(14度)、方角:南東
パネル:SunPower 360W 36枚 12.96kW
パワコン:DELTA 5.9kW+4kW 計9.9kW
売電単価:21円/1kW 余剰10年(2020年度)
蓄電池:TESLA Powerwall 13.5kW(全負荷タイプ)
蓄電モード:自家消費優先
買電する電力会社:株式会社オカモト
電気プラン:0円でんき 中部エリア 従量電灯B
基本料金:0円
電気量料金:27.75円
青だんごむし家の生活スタイル
1.太陽光発電した電気を中心に自家消費、蓄電池に充電、余りを売電
2.基本は蓄電池の電気だけでやりくり
3.蓄電池の残量が無くなった場合のみ電力会社から買電
4.蓄電池の大幅残量を気にする必要がある消費の多い家電(エコキュートや洗濯機等)の使用は、なるべく日中(発電ピーク時間帯)に行う
太陽光発電設備と蓄電池の投資費用内訳
太陽光パネル:17,952円 ←10年リース
蓄電池:15,950円 ←10年リース
パネル設置費:5,400円 ←住宅ローン
10年間の毎月設備支払額:39,302円(太陽光設備 23,352円+蓄電池15,950円)
※パネル設置費はリースではありませんが、関連しているので計算に入れます
2023年1月の発電結果
※蓄電池のテスラアプリから実記録データを抽出(1月1日~1月31日)
総発電量:878.4 kW = 18,446 円
総売電量:353.5 kW = 7,423 円
(自家消費分:524.9 kW = 11,022 円)
総買電量:222.3 kW = 8,892 円
※発電量・売電量・消費分は 21円/1kW で計算、買電量は 40円/1kW で計算
☆発電量(18,446 円)から設備費用を差引
太陽光設置費だけ投資した場合 -4,906 円 の赤字
太陽光設置費に蓄電池を含んだ場合 -20,856 円 の赤字
1月分 日割別発電量等
1月分 日割別発電量等(棒グラフ)
実際の明細書・請求書からみた
再エネ受給電力量から電気代の差引結果
再エネ受給電力量:493 kW = 10,353 円
(計測期間:12月21日~1月23日)
電気量・電気料金:59 kW = 2,565 円
(計測期間:12月21日~1月23日)
差引:+ 7,788 円
1月は暖房による電気消費量が多いので、蓄電池の電気だけでは賄うことができず、買電してしまいました
経済効果の実績
上記の結果は太陽光発電システムと蓄電池を導入した場合の結果ですが、もしも導入していなかった場合はどうなるでしょうか。計測期間内の実データ(TESLAアプリから抽出なので少し誤差有)を元に算出してみます。
買電単価は基本料金0円の0円でんきを参考にしまして、1kWあたり43.5円[税無し](電力単価27.75円、燃料費調整額が12.3円、再エネ賦課金が3.45円の合計)とします。
発電量:1175 kW
家庭消費量:698 kW
売電量:496 kW
買電量:61 kW
太陽光+蓄電池が設置されていない場合の電気料金
家庭消費量×43.5円 ⇒ 30,363円
太陽光発電で得た電気を売電せず自家消費に充てた場合の経済効果
発電量-売電量=自家消費量(679kW)
自家消費量×売電単価(21円)=14,259円
※蓄電池があれば自家消費量を増やすことができます
太陽光発電システムと蓄電池を導入しない場合は、30,363円の電気代が発生してしまいますが、売電するはずの電気を自家消費に充てることができれば、3万円弱の電気代を14,259円の金額で賄うことができます。
2023年1月の実質リース代
リース代(太陽光パネル+蓄電池)は、33,902円なので、売電額で足りない差額が実質のリース代金になります
1月分 再エネ受給電力量明細書
1月分 電気料金請求書
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