こんにちは、青だんごむしです。
2020年11月末に完成した青だんごむし家の完成内覧会を公開します。今後のお家作りにお役立てください。
なお、水廻り製品についてはイシンホーム標準のハウステック製品を使用していないので、参考にならないかもしれません。
外観
外観全体
建物の南東側
建物を倉庫に見られたくないので、全ての窓にシャッターは設置しておりません。
建物の北西側
直射日光の当たらない方角にエコキュートや蓄電池を設置しています。
※ボカしてあるものは、入居後に設置したロフトエアコンの室外機です。
南西道路から見た南側の外観
建物のまわりに遮るものがないので、太陽光発電には最適です。
※目の前の野立て太陽光パネルは、他の所有者が設置されており当家とは無関係です
玄関ポーチ
入居前の玄関ポーチです。左側は昼間撮影で右側が夕方撮影のものです。
玄関ポーチの広さは4帖ほどあります。
入居後にポストと宅配ボックスを設置
ポストも宅配ボックスも、前入れ後ろ出しなので雨に濡れずに配達物を取り出すことができます。唯一言えば、雨の日の宅配ボックスの使用は配達業者さんが嫌がると思うのでオススメしません。
宅配ボックスは、タイルに釘打ちしているため強度が弱く、ここに設置しないほうが良いと事前に工務店から提案がありましたが、つっぱり棒を使用する案を出して当方の自己責任で設置してもらいました。
居室
27.93坪+ロフト5帖の間取り
青だんごむし家の間取りは、このようになっています。キッチンの真上には5帖のロフトがあります。
玄関
玄関ドア
玄関の向きは、南西方向に配置しています。
親子タイプの採光付き玄関ドアです。
工務店の標準仕様は、YKKAPの「ヴェナート D30 キーレス仕様」でしたが、寒い玄関にはしたくなかったので、少しでも断熱性能を上げたく同メーカーの高断熱ドア イノベストD50に変更しました。
鍵は回して開閉したい派なので昔ながらのシリンダータイプにしました。
親子ドアは、見た目は良いですが断熱性能が良くありません。D30のドアよりは性能は上ですが、片開きドアよりは低いです。
また、ドアの枠を工費の安いアルミ仕様にしましたが、施工に手間がかかる樹脂枠タイプを採用したほうがよかったと後悔しています。
玄関ホール
夫婦揃って靴は少ない方なので、シューズクロークは採用せずコの字型下駄箱にしました。
広さ寸法は、玄関のタイル部分で幅130cm、奥行き幅180cmなので訪問客が4人来ても余裕です。廊下部分は奥行き幅が130cmです。
入居後は入り口付近にハンガーラックを設置
最初の工務店仕様では、シューズボックスの左側に鏡付きの収納棚が配置される予定でしたが、右側に変更してもらいました。
このため、左側の床上スペースが空きましたので、ここにハンガーラックを配置しました。
アパート時代に使用していたラックが、ちょうどピッタリサイズで良かったです。
あと丁度真下に、24時間稼動するイオン発生器が設置されているのでイオンパワーで消臭してくれます。
キッチン
キッチンスペースは5帖と狭いかもしれませんが、キッチンとカップボードの通路が110cmあるので、大人2人でも余裕で作業ができます。
また、パントリーの収納スペースから北側部屋(洗濯物干し部屋)へ、直接行けるような導線になっています。
そこで部屋干しする場所を、将来の子供部屋(北側部屋)にしましたが、いちいちダイニングを移動する手間を無くすため、楽に移動できるよう壁をやめて扉を付けました。
キッチンメーカーは王道のクリナップ
イシンホームの標準仕様はキッチンは、ハウステックのLEシリーズです。毎日使うものなので妥協はせず、クリナップの製品を採用しました。棚色は2020年9月に新登場した新色です。
IH調理器は、日立のハイグレードな製品を取り入れました。
クリナップのキッチンは3グレードありますが、真ん中の「ステディア」を採用しました。ステディア以上のグレードは、全面がステンレスなので、お手入れが長期間にわたり簡単です。
クリナップのキッチンを取り入れるなら、水の流れが計画的な「流れーるシンク」や、自動で換気扇をお掃除する「洗えーるレンジフード」は是非取り入れてほしいです。
入居後のカップボード
180cm幅のカップボードを設置しました。
本来は180cm幅のカップボードを採用する場合に、食器棚90cm+カウンター棚90cmのものを組み合わせが一般的です。
私たちの場合、カウンターには電子レンジ・オーブントースター・ポットの3つを置きたかったので、クリナップの担当者さんのご提案で食器棚60cm+カウンター棚60cm+カウンター棚60cmの組み合わせを採用しました。
カウンター部分が90cmではなく120cmになったので理想になりましたが、食器棚が60cmと収納量が減りました。
でもアパート時代に使用していた食器棚を、別で配置する予定なので収納面では問題ありません。
入居後のパントリー
0.8帖とちょっと狭いですが、奥行が45cmなので十分に食品を収納できるので問題ありません。
また床下に排気口が付いているので臭いこもり対策もバッチリです。
入居して2年経過して分かる事
収納量が足りませんでした。缶ジュースや缶ビール類をケース買いしたとき、置き場がありません。
キッチン通路に置いたりしますが、邪魔で仕方がありません。現状の3倍程度のスペースがあれば良かったと後悔しています。
ダイニング
ダイニングの広さは6.8帖となっています。収納部分を含めば6帖程度の空間しかありません。
キッチンカウンターのダイニング側に本棚を大工さんに造っていただきました。棚の下部には左右に2箇所、コンセントを設置しており、スマートフォンの充電等に便利です。
ロフトにつながる階段は、ロフティの収納階段を採用しました。
段数を11段にしているので、上り下りしやすく階段は250kgまで耐重できるので巨体な大人でも大丈夫です。
リビングダイニングで、唯一収納できる場所が階段収納になります。
ダイニングにリモコン類をひとまとめ
左上:インターホン、右上:エコキュート、真ん中:浴室換気扇、左下:床下暖房、右下:換気システム
リビング
リビングの広さは6帖です。
勝手口からみたリビングです。
勾配天井になっており、化粧梁はありませんが窮屈な感じはしません。
南東向きに大開口の窓(幅260センチ×高さ200センチ)を設置しているので、朝・昼間は明るいです。
床は、アパート入居時と同じ模様のフローリング材を使用しています。無垢材は採用していません。
ロフト
キッチン真上に設置した5帖のロフトです。
入居前は荷物置き場とPC作業部屋として使用する予定でしたが、ロフト階段の最上部と天井の高さが狭いため、荷物の出し入れが大変なことに気付き、2年経過した現在はPC作業部屋として活用しています。
ロフトに設置された窓は、片開き窓となっています。カーテンはロールスクリーンを採用しました。
和室
和室の広さは収納スペースを抜いて、4.5帖になります。
押入れの真上にエアコンを設置しています。
このエアコンは、床下暖房に付属している冷房用機器となっています。
本来であれば、リビングに設置をメーカー推奨されていますが、南側に設置したくなかったため、だいぶ設置場所を悩んだ結果、ここになりました。
来客のない普段は、和室とリビングの襖はオープンしているので、エアコン一台で和室とLDKの22.3帖を冷暖房してもらうことになります。
※1年目に冷暖房の能力を検証したところ、全部屋の冷房が難しいことが分かり稼動を行っていません。
押入れは奥行きが90センチあるので、布団は余裕で入ります。カーテンは、プリーツスクリーンを採用しました。
白いカーテンは光を取り入れて、茶色のほうは遮光してくれます。夏場の和室は遮光必須ですね。
主寝室・子供部屋
入居後の家具を含めたイメージでご紹介します。
主寝室
主寝室の広さは9.5帖です。収納部分は別で2帖分あります。
主寝室の窓も、リビングと同じ大きさの窓を設置しているので、とても明るいです。
クローゼットの奥行きは、90cmなので衣装ケースも問題なく縦に収納できます。
扉が取り付くまで分かりませんでしたが、正直真ん中の扉は邪魔です。
9.5帖のお部屋にダブルベッドを配置しても、左右と手前に一杯余裕あります。
1年経ってもまだ別置きの収納棚は設置していないのですが、徐々に家具を増やしていきたいですね。
北側部屋(将来の子供部屋)
子供が居ない間は、洗濯物を干す5.7帖の専用部屋です。
洗濯物干し付近には、床に施工されているガラリから、綺麗な空気が入ってきます。
クローゼットの中に排気口がついているので、臭いや湿度をとっていってくれます。
建設途中に思いついた、パントリーと北側部屋の壁を扉に変更したら、家事導線が楽になりました。
子供部屋ということで、壁紙も子供向けな星柄を選びました。
納戸
LDKの奥の廊下を進んだところに、1帖の広さで納戸を設置しました。
納戸内には、コードレス掃除機を充電するためのコンセントを設置しています。1帖の広さはやっぱり狭いので、2帖以上の広さがあったほうが良いです。
洗面所
洗面所の広さは、2.5帖となっています。脱衣所と兼用しています。入居後のイメージをご紹介します。
洗面所入り口の扉については、建築中に工務店側の勘違いトラブルにより、1枚扉から2枚扉に変更しています。
開口幅は78センチなので、洗濯機の搬入は余裕でした。
浴室の照明スイッチが、収納棚に隠れて押しにくかったので、右側一部の仕切りボードを取り外し作業スペースを作りました。
唯一の作業スペースですが、肝心のコンセントを設置し忘れてしまい、しくじりました。
パウダールーム収納(間仕切りタイプ)
工務店が標準仕様にしている収納棚ですが、ここに間仕切りカーテンを入居後に取り付けたかったので、契約前の見積もり段階で棚を外してもらったのですが、工務店側の発注ミスで工事中に取り付けられてしまいました。
分解して取り外してもらうのも大変でしたので、無料でつけたままにしてもらいました。
でもこれがまた意外に便利な収納棚でした。タオルかけにもなります。
洗面台はクリナップのファンシオ
イシンホームの標準メーカーは、キッチンや浴槽と同様にハウステックですが、キッチンをクリナップに変更しているため洗面台も同メーカーに合わせました。
ファンシオという洗面台です。
洗面台幅は750mmです。LEDの照明デザインを変更したくて、上部の鏡部分だけSシリーズのものに変更しました。
しかし縦長の2本の照明が意外に暗くてガッカリ。でも流し台は、奥行きがあって便利です。
下部は引き出しタイプの収納なので、しゃがむ必要がなく楽に物の出し入れができます。
洗濯導線
洗濯物はキッチン・パントリーを通ってランドリールーム(子供部屋)へ持っていくことができます。
青だんごむし家の場合、タオルだけは洗濯乾燥機を使用して、他の衣類等は乾燥機を使用せずに洗濯物干し部屋で自然乾燥させています。
浴室
浴室は2.5帖サイズで設置しています。イシンホーム標準の浴槽メーカーはハウステック(フェルテUR スタイルS)でしたが、TOTOに変更しました。
TOTOで追加費用無しで選ぶときに、工務店からNタイプをオススメされましたが、浴槽が無断熱なのでご遠慮しました。
TOTOのサザナシリーズ
建材系Youtuberの動画を観て、コスパの高いTOTOのサザナを選びました。
ほっからり床は、床本体が柔らかくて暖かいのが特徴です。
第一種換気システムが設置されているため、浴室乾燥はつけておりません。
オプションで、床を自動で除菌お掃除してくれる「床ワイパー」を付けました。
TOTOでワイド浴槽を選べるのは、浴室サイズが1620・1818・1618の広めのものだけになります。
本当は「スクエア浴槽」という、しっかり入れる足も伸ばせるタイプの浴槽にしたかったのですが、三重県の展示場にこのタイプがなく、でも一度は現物を確認したいので隣県の展示場に行こうと問い合わせたところ、コロナの影響で他県からの入場お断りということで、現物を体験しないまま浴槽の大きいものが無難ではないかと思い、このタイプを選びました。
ボタンを押して水を出したり止めたりできる便利な水栓にしたかったので、タッチ水栓を選びました。左のダイヤルが温度調節・右のダイヤルが水量調整ですが、これを設定しておけばいつでもボタンを押すだけで同じ水量のものが出てくるので楽です。
TOTOのサザナでタッチ水栓が選べるのは、Pタイプのみです。Pタイプはサザナシリーズの中では、一番上のグレードになります。
浴室をはじめ、主寝室も子供部屋も横長の窓は防犯の事を考えて、高い位置に設置しています。
浴室は床から窓枠の下までの高さが150センチありますので、入浴中のシルエットが見えることはありません。
浴室は窓が不要というご意見もありますが、私は午前中にお風呂を使用することも結構あるので、明かり取りの窓としても有効的です。
トイレ
イシンホーム標準のトイレメーカーはTOTO(手洗い一体型 ZJシリーズ)です。
パナホームの展示場へ行ったときに、パナソニック製のトイレが気になっていたため、パナソニックのものに変更しました。
トイレのドアは、使用中かどうか確認できるように採光窓を取り入れました。
パナソニックのL150シリーズ 0タイプ
パナソニックの住宅展示場で一目惚れしたトイレのアラウーノL150 0タイプを採用しました。
0タイプは全機能が搭載されたフルスペックモデルです。パナソニックトイレの中では一番グレードが高いのに、他メーカーより安いというのが売りです。
便器本体は、陶器ではなく強化プラスチックなので他メーカーよりも安価になっています。
窓は防犯のことも考えて高い位置に設置しました。夕方は西日で部屋が明るくなります。
妻が便フタをミッキーのデザインに変更しました。
パナソニックでは一部の家電にディズニーモデルを取り扱っています。
確か洗面台やポストにもミッキーのシルエットモデルがあったと思います。
収納&手洗いカウンターもパナソニック製
もう少し部屋の横幅があれば、たくさん収納できる奥行きタイプの収納カウンターを選べたのですが、やむなく断念せざるしかありませんでした。
コロナ対策である洗面台をウチは玄関に設置するだけの広さを確保できなかったので、トイレで手を洗うスタイルにしました。
汚れた手で蛇口を触らないように自動水洗を取り入れました。床が防水用クロスなので水が飛び散っても安心です。
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