2020年にイシンホームで注文住宅を建てた総費用と住宅ローン

当運営者がイシンホームで注文住宅を建てた時の総費用をお伝えします。2020年に契約しましたので、直接のウッドショックによる価格の上昇はありませんでしたが、参考程度にご覧ください。価格はキリの良い大体の数字を記載します。

これから住宅を検討している、年収の低い世帯の方々にも現実をお伝えできればと思っております。

この記事で分かる事
  • 当運営者が契約した住宅ローンのプラン
  • イシンホームの平屋の建物価格
  • オプションに掛かった費用
  • 土地の費用
  • 補助金申請
最初に結論

建物価格(付帯工事含む)=2,937万円(税込)
土地価格(申請費用含む)=950万円
その他の費用も入れて総合計:約4,000万円

目次

契約した住宅ローン

当運営者の家づくりは、両親からの資金援助はなく、頭金0のフルローンで住宅ローンを組みました。

世帯の基本情報

  • 家族構成は夫婦のみです。
  • 世帯年収は650万円で、私が正社員で470万円、妻がパートで180万円となっています。
  • 家を建てた地域は、夫婦共に地元ではありません。(2人共に車で高速道路を走って1時間以上掛かる)

お互いに地元で住宅を建てたわけではないので、親からの資金援助はありません。職場は2人共に地元では大手の会社に勤めているので、経営不振による倒産はないものと考えています。

子供は将来的に1人ほしいと思っておりますが、まだご縁がありません。最悪居ないことも前提に家造りを行いました。

住宅ローンの契約プラン

住宅ローンの仮審査を2020年2月に行い、本審査を3月に、正式に契約申込を5月に行いました。

支払の流れですが、6月に土地の決済、7月に1回目の着工金、8月に2回目の着工金、11月末の引渡し時に3回目の支払を行いました。

  • 銀行:地方銀行
  • 契約人数:1人(シングルローン)
  • 金利:変動金利 0.5% +生活習慣病団信 0.15%=0.65%
  • 臨時払:ボーナス払い無し
  • 年数:35年(2021年1月~)
  • 借入額:4,100万円
  • 毎月の支払額:約11万円(つなぎ融資のため半年後から決済開始で支払額が3千円増加)

解説

東海地域の地方銀行で住宅ローンを契約しました。頭金0円や諸費用等の支払いも全てローンから支払いましたので正直オーバーローンです。

借入額は4,100万円で、年収の9倍です。世間では年収の5倍~7倍が安全圏内と言われていますが、もし7倍で計算すると3290万円の借入となります。

身内の土地があってその場所に家を建てるのであれば、建物を建てるだけの金額で良いので十分余裕はあります。しかし、土地も必要となるとどうでしょう。その借入額ではとても難しく、やはり年収倍率を増やしていくしか手段はないのではないでしょうか。ローコストの住宅会社で建てる案もありますが、長い目で見ると賢い選択ではありません。

また超金利と言われている中で、わざわざ手持ちの現金を投入したいとは思いません。

金利は変動金利で0.5%ですが、オプションで生活習慣病団信を0.15%で追加して0.65%になりました。(契約した銀行では、がん団信は無料です。そして一般の方はオプション団信に申込しない方がほとんどだと思います)

生活習慣病団信の内容にご興味のある方は、以下のサイトをご参考ください。

今勤務している会社は、1日の勤務時間が長く生活習慣が乱れやすいため、職場では日々の体調管理にとても敏感です。万が一病気になってしまったら、もうその仕事を続ける事が困難になり、もれなく退職を余儀なくされます。そもそも借入額が大きいので、+0.15%がより大きな金額になりますけど、何かあったときの保証として安心感を買いました。

建物価格

イシンホーム鈴鹿店に依頼した請負契約&工事中の変更分は、大きく分けて以下のようになりました。

なお、工務店への契約金に現金40万円をお支払しました。

建物は平屋住宅で、床延べ面積27.93坪(92.33㎡)+5帖のロフト付き

  • 建物本体:1,950万円 (設備が標準仕様&内窓を入れた金額)
  • 追加工事:400万円 (標準仕様から変更したもの)
  • 付帯工事:250万円 (品質管理・屋外給排水・仮設工事、地盤調査等)
  • 設計費:70万円 (設計図・保険保証料(完成・地盤・瑕疵))
  • 外構費:35万円 (玄関ポーチまわりだけ)
価格と坪単価

建物本体+追加工事:2,350万円(税無)/2,585万円(税込)

建物+追加・付帯工事・設計費:2,670万円(税無)/2,937万円(税込)

建物本体:69.8万円(税抜)/76.8万円(税込)

建物+追加工事:84.1万円(税抜)/92.5万円(税込)

建物+追加・付帯工事:95.6万円(税抜)/105.1万円(税込)

建物に付帯工事等も入れたら、大手ハウスメーカー並みの価格帯です。

2020年度のイシンホームHEIG商品で標準仕様を計算してみると
28坪のロフト無し平屋で建物価格は1,850万円位(税抜)になります。
建物本体の坪単価:66万円(税抜)/72.8万円(税込)

土地

三重県北部の郊外地域(市街化調整区域)に土地を買いました。私みたいに団地みたいな集合住宅地が苦手な方は、周りに田んぼが一杯ある市街化調整地域に家を建てるのがオススメです。

土地の手付金に現金10万円お支払しました。

土地の価格と基本情報

  • 土地:107坪で850万円
  • 申請費用:仲介手数料+許可・登記申請に100万円

合計:950万円

土地は長方形な地面です。多少の高低差はありましたが、ハザード地域外で崖もありません。地盤改良も不要でした。

調整区域に建築する場合は、色々な申請に結構な費用が掛かります。元々の土地が畑でしたので、住宅を建てるために土地の地目を住宅用地に変更する必要があり、調整区域で建てる場合は、役所の申請許可が下りるまで3ヶ月ほど掛かりますので、建築を急がれる方は注意してください。

土地の立地

この土地からの公共交通手段は、徒歩5分のところにバス停があるので主に路線バスでの移動になります。1時間に1本は運行しているので便利です。

教育機関は、徒歩5分のところに中学校、徒歩20分圏内に高校が2校、徒歩30分のところに小学校があるので、子供が居たら不便に感じることはありません。

近くのスーパーまでは、3キロ程の距離がありますので車が必要になります。近くの路線バスでもスーパーに行けます。飲食店もスーパー付近に密集しているので、不便ではありません。

高速インターも車で15分で行けるので、田舎な場所とはいえ立地が悪いとは思いません。

地域の補助金

マイホームへ入居後に申請を行い、補助金を頂きました。当家の土地は調整地域内になるので、下水道が完備されていません。浄化槽は定期的なメンテナンスが必須なので、補助金は助かります。

すまいの給付金は年収470万円に対して、50万円の給付がありました。申請して1ヶ月ほどで指定口座に振込がありました。

  • 浄化槽補助金:18万円
  • すまいの給付金:50万円

※すまいの給付金は、2021年5月にカーポートの設置費用になりました。

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