オール電化(電気使用量の少ない住宅)でおすすめする基本料金0円の電力会社

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青だんごむし

こんにちは、青だんごむしです

2022年後期以降、燃料費高騰による電力料金の値上げがとまりません。これを目にして日中の自家消費に転換するご家庭が増えてきました。

太陽光発電と大容量の蓄電池を設置されている方々の大半は、毎月の電気使用量が少ないので何とも思っていない方も多いと思います。それは買電量を0に近づけることを意識しているからです。

しかしオール電化住宅の中には、太陽光発電システムや蓄電池を設置していながら、大手電力会社の高い基本料金が掛かるオール電化プランを契約して利用されている方もいます。

そんな方々に、毎月の電気使用量が少なければ基本料金0円の電力会社のほうがお得であることをお伝えし、電気使用量の少ない電気の自家消費型住宅にお住まいの方を対象に、当家の電気料金の実績を元に基本料金なしの電力会社のメリットとデメリット、電力会社の選び方についてご紹介します。

こんな方が参考になります
  • 大手電力会社のオール電化プランを契約していて電気使用量の少ないご家庭
  • 太陽光発電と大容量の蓄電池を設置して電気使用量の少ないご家庭
  • FIT売電が終了し蓄電池を導入して電気の自給自足を目指しているご家庭
  • とにかく電気料金を安くしたいと検討中の方
  • 60A or 10kVa契約してて毎月の電気使用量が少ない方

また当記事では、大きい容量60Aや10kVaで電力契約していながら電気使用量の少ないオール電化住宅ではない方々にも、ご参考にしていただけます。

当サイト運営者は、2021年3月から太陽光リースを提供する電力会社の基本料金0円を利用しておりましたが、電気の資源価格高騰によりサービス終了、その後2022年12月中旬に他社「0円でんき」の基本料金0円に乗り換えて現在に至ります。

目次

乗り換えてお得なのかを判断する方法

まずは以下の方法で、基本料金0円プランをおすすめできるかどうかを簡単に調べることができるので、確認してみましょう。

事前に用意してほしいものは、電気料金の請求書(明細書)です。その中に記載されている電気料金(黄枠)と電気使用量(緑枠)、あとは基本料金(青枠)を確認してください。

当家で過去に契約していたオール電化プランの請求書 [令和3年3月]

損するパターン(令和3年3月 蓄電池なし)

<オール電化プランで契約した時の毎月の電気料金の例>
毎月の基本料金(15kVA):2,917円
毎月の電気買電量:477kWh
基本料と電気量料金と燃料費調整額等を合わせた電気料金:10,362円

この3つの項目が分かれば、基本料金0円のプランで契約してお得か損か分かります。

まずは、基本料金0円プランの1kWhあたりの単価と燃料費調整額やその他固定料金等を確認します。現在は価格の高い電力会社でも、全て合わせると45円くらいの単価になります。

現在支払っている電気料金に、45円で割ると損得が判明します。10,362円÷45円=230kWhです。

基本料金0円プランで230kWh以下の使用量なら、オール電化プランよりもお得となります。

見本では、使用量が477kWhなので基本料金0円プランでは損してしまいます。

得するパターン(令和6年6月 蓄電池あり)

最初の見本では、当家で蓄電池を稼動していない令和3年度の電気料金でした。もし2024年6月に、オール電化プランで契約していた場合はこのようになります。蓄電池が稼動しているので買電量が圧倒的に少ないです。

<オール電化プランで契約した時の毎月の電気料金の例>
毎月の基本料金(15kVA):3,444円
毎月の電気買電量:10kWh
基本料と電気量料金と燃料費調整額等を合わせた電気料金:3,659円

3,659円を45円で割ると81.3です。基本料金0円プランで81.3kWh以下であればお得になり、買電量は10kWhなのでオール電化プランよりお得です。

基本料金0円プランで10kWhを使用すると、約450円の電気料金請求なのでオール電化プランで契約するよりも3,000円以上安いです。

とてもお得になるパターン

現在買電している毎月の電気量を基本料金0円プランの単価で計算し、現在の基本料金より安い場合

現在、毎月10kWhの買電している場合、基本料金0円の単価45円を掛ければ、基本料金0円のプランにした場合で450円となります。現在支払っている基本料金が3,444円なので、基本料金0円の電力会社のほうが超お得なります。

お得になるパターン

毎月の電気量を基本料金0円プランの単価で計算し、現在の電気料金より安い場合

同様に毎月10kWhの買電している場合、基本料金0円の単価45円を掛ければ、基本料金0円のプランで450円となります。現在支払っている電気料金3,659円なので、基本料金0円の電力会社のほうがお得になります。

お得にならないパターン

毎月の電気量を基本料金0円プランの単価で計算し、現在の電気料金より高い場合

買電量と基本料金0円の単価で計算し、現在の電気料金よりも高い場合は、損してしまいます。電気使用量が少ないほどお得になり、多いほど損してしまいます。オール電化プランの基本料金が安く、買電量がおよそ300kWh以上を超える場合は、基本料金なしのプランをオススメできません。

現在の電気料金が大手電力会社の基本料金より安ければ超お得

オール電化住宅で、大手電力会社のオール電化プランに契約されている場合は基本料金が掛かるのが普通です。地域によって料金に差はありますが、オール電化プランでの年間基本料金は、10kVa契約で2万円~5万円前後です。

床暖房や高機能IHクッキングヒーター、複数のエアコンなどを導入しているご家庭では、新築当初から12kVa~15kVaの契約容量で住宅会社が勝手に手続きされている場合もあります。(当家の場合はそうでした)

従量料金プランとオール電化プランの違い

従量料金プランは、契約するアンペア数が高いほど基本料金が高くなり、電気の使用量が多くなると段階的に電気代が上がります。契約容量は一般的に10A~60Aまでで、使用量に応じて1kWhあたりの単価が上がることが特徴です。

一方のオール電化プランは、最初から契約容量が多いことが特徴で、電気をたくさん使用しても良いよう世間ではあまり電気を使用されない深夜の時間帯に電力単価が安くなり、昼間は高くなっています。基本料金も従量電灯プランより高いことが特徴です。(一部の地域は違います)

オール電化プラン:基本料金が高いけど、深夜の電力単価が安いが昼間は高い
従量料金プラン:オール電化プランより基本料金が安いけど、電気使用量が多くなるほど高くなる

最近の新築住宅であれば、オール電化プランで10kVA(100A)以上で契約する場合が多いですが、古い家の後付オール電化住宅は、電気使用量が多くないので60Aの従量電灯プランで契約している事が多いです。

大手電力会社の基本料金

全国大手電力会社の基本料金 [オール電化プラン:10kVA、従量電灯Bプラン:60A]

スクロールできます
管轄地域オール電化プラン←年間の基本料金従量電灯Bプラン←年間の基本料金
北海道電力3,740円44,880円2,244円26,928円
東北電力4,356円52,272円2,162円25,944円
東京電力3,117円37,410円1,870円22,446円
北陸電力3,025円36,300円1,815円21,780円
中部電力1,838円22,056円1,926円23,112円
関西電力2,409円28,908円1,302円15,624円
中国電力1,922円23,064円2,591円31,092円
四国電力12,338円148,056円667円8,004円
九州電力1,888円22,656円1,897円22,764円
沖縄電力1,717円20,604円640円7,680円
2024年4月現在の基本料金

※四国電力のオール電化プランは、定額制となっており他の地域よりも価格が高くなっています。

当家の電気料金で基本料金0円がお得なのか計算

最初にご説明しました毎月の電気料金だけで判断するのは実は危険です。何故なら毎月同じ電気使用量とは限らないからです。秋と冬では電気の使用量が違うので、年間のトータルで計算する必要があります。

年間の電気料金が年間の基本料金よりも高くなるなら、1kW単価の高い基本料金0円プランはオススメできません。

基本料金0円プランの損得は、現在の年間買電量(電気使用量)で大体計算できます。

今回は当家の2023年度のデータを参考に、オール電化プラン10kVa契約、オール電化住宅で従量電灯60A契約の場合で、双方の年間の基本料金を計算しました。

皆さんも手元の検針票、または電気料金の請求書を確認して、都合の良い計算方法で算出してみてください。

当家の基本料金0円とオール電化と従量電灯プランで契約した場合の試算

当家は太陽光発電(12.96kW)と大容量蓄電池(13.5kWh)を併用した、買電0を目指した生活をしています。

2023年に買電した電気量と電気料金を元に、大手電力会社でオール電化プランと従量電灯Bプランで契約した場合の電気料金を比較してみましょう。

2番と3番は、基本料金にプランの最安単価を当家の買電量で掛けて計算しました。

  • 0円でんき 60A 月の基本料金:0円 +全日単価:28.22円
  • 中部電力 スマートライフ 10kVa 月の基本料金:1,838円 +深夜単価:16.52円
  • 中部電力 従量電灯B 60A 月の基本料金:1,926円 +最低単価:21.20円
スクロールできます
年月① 当家の基本料金0円② オール電化プラン③ 従量電灯B
2023年03月673円(19kWh)2,151円2,328円
2023年04月135円 (4)1,904円2,010円
2023年05月61円 (2)1,871円1,968円
2023年06月148円 (5)1,920円2,032円
2023年07月28円 (1)1,854円1,947円
2023年08月270円 (10)2,003円2,136円
2023年09月25円 (1)1,854円1,947円
2023年10月28円 (1)1,854円1,947円
2023年11月115円 (4)1,904円2,010円
2023年12月998円 (35)2,416円2,668円
2024年01月7,323円 (256)6,067円7,353円
2024年02月5,356円 (186)4,910円5,869円
合 計 15,159円(524kWh)30,708円34,215円
3つの電気プランを比較

※再エネ賦課金等の固定従量料金は、計算が複雑なので2番と3番は計算の中に含まれていません

計算した結果、当家で契約する場合は、基本料金0円で15,000円前後、オール電化プランで30,000円前後、従量電灯Bプランで34,000円前後になりました。

当家のように電気使用量が少ない場合は、大手電力会社のオール電化プランや従量電灯プランで契約するよりも基本料金0円のほうが安くなる事が分かります。

つまり、現在オール電化プランで契約しているなら、基本料金0円だったら1088kWh以内の買電量に抑えられたらお得で、電量電灯Bプランなら1212kWh以内に収まれば基本料金0円プランがお得ということです。

今回は他の地域よりも基本料金が安い中部電力の電気プランで計算しましたが、基本料金の高い北海道電力や東北電力、東京電力、四国電力になると、もっと大幅な電気料金の差がでます。(超お得になる)

東京電力で基本料金0円とオール電化と従量電灯プランで契約した場合の試算

というわけで、2024年に東京電力の場合で契約した場合でも試算してみましょう。東京電力管内で基本料金0円が安い電力会社は、「いつでもやめれるでんき」なので、これで計算してみました。

ベースになる電気量は、当家の前年度の買電量とします。

  • いつでもやめれるでんき 60A 月の基本料金:0円 +全日単価:30.5円
  • 東京電力 スマートライフL 10kVa 月の基本料金:3,110円 +深夜単価:27.86円
  • 東京電力 従量電灯B 60A 月の基本料金:1,870円 +最低単価:29.8円
スクロールできます
年月① 基本料金0円
(電気量料金のみ)
② オール電化プラン
(基本料+電気量料金)
③ 従量電灯B
(基本料+電気量料金)
2024年03月579円(19kWh)3,110+529=3,639円1,870+566=2,436円
2024年04月122円 (4)3,110+111=3,221円1,870+119=1,989円
2024年05月61円 (2)3,110+55=3,165円1,870+59=1,929円
2024年06月152円 (5)3,110+139=3,249円1,870+149=2,019円
2024年07月30円 (1)3,110+27=3,137円1,870+29=1,899円
2024年08月305円 (10)3,110+278=3,388円1,870+298=2,168円
2024年09月30円 (1)3,110+27=3,137円1,870+29=1,899円
2024年10月30円 (1)3,110+27=3,137円1,870+29=1,899円
2024年11月122円 (4)3,110+111=3,221円1,870+119=1,989円
2024年12月762円 (35)3,110+975=4,085円1,870+1,043=2,913円
2025年01月7,808円 (256)3,110+7,132=10,242円1,870+7,628=9,498円
2025年02月5,673円 (186)3,110+5,181=8,291円1,870+5,542=7,412円
合 計 15,674円(524kWh)51,912円38,050円
3つの電気プランを比較

※再エネ賦課金等の固定従量料金は、計算が複雑なので計算の中に含まれていません

2024年度も前年度と同じ量の電気を買電した場合、安い順に基本料金0円>従量電灯B>オール電化プランとなりました。中部電力と違って、基本料金0円とオール電化プランで比較すると年間で3.6万円くらいの料金差があります。

年間の買電量が少ないほど、基本料金0円の電力会社が適しています。

その他 再エネ賦課金等も含めた仮定の試算と損得

試算方法1

2024年5月以降 年間の電気使用量で計算したお得の目安

貴方の家の年間の買電量が、現在契約中の年間の基本料金を下回れば、基本料金0円プランがお得になります。

基本料金0円の電力会社の平均的な単価は、燃料費調整や再エネ賦課金込みで1kWhあたり東京電力で40円、中部電力で35円です。

この単価を現在の年間買電量で掛けることで「基本料金0円」の電力会社で契約した場合のおよその電気料金が分かります。

計算式:年間の買電量kWh×中部電力35円=基本料金0円の時の電気料金

基本料金0円の時の電気料金が、現在契約中の年間の基本料金を下回れば基本料金0円プランがお得です。

[オール電化プラン10kvAの場合]
中部電力のスマートライフプランの年間基本料金:22,061円

中部電力で現在の年間買電量が
630kWh以内であれば0円プランがお得

当家は年間で524kWhの買電量なので、基本料金0円プランがお得です。

[従量電灯B 60Aの場合]
中部電力のスマートライフプランの年間基本料金:23,122円

中部電力で現在の年間買電量が
660kWh以内であれば0円プランがお得

当家は年間で524kWhの買電量なので、基本料金0円プランがお得です。

試算方法2

2024年5月以降 年間の電気料金を電気使用量で計算し単価でお得の目安

基本料金0円の1kWh単価は大体20円~35円です。これに燃料費調整額や再エネ賦課金を加えると、大体25円~40円の単価になります。

基本料金0円プランで一番割高な40円の場合を基準に、現在契約されている年間の基本料金と年間の電気料金を割った時の単価が分かれば、0円プランが適しているのかどうか判明します。

現在契約中の単価が、40円より高ければ0円プランがお得です。40円より低ければ0円プランは損します。

[従量電灯B 60A契約の当家の場合]

当家の場合は、2023年の年間の買電量が524kWhでしたが、もし中部電力の年間基本料金が19,164円(毎月1,597円)に、深夜電力の単価が17円だけを年間524kWhで買電した場合の電気料金(8,908円)を支払っていた場合の損得を計算します。(年間28,072円の支払)

電気料金を買電量で割ると、28,072÷524=53.5円となり、0円プランのほうがお得になります。

自家消費型住宅であっても、冬場の電力消費は買電が必要になってきます。買電することがあっても、従来の基本料金よりも安い電気料金に抑える事ができれば、0円プランが望ましいです。

自分のご家庭にピッタリな電力会社の選び方

基本料金が0円の電力会社なら、どれでも良いのかと言われたらそうではありません。電力会社によって色々な条件があります。確認してほしいのは以下のとおりです。

また冬季は、自家消費量が多くなるため、どうしても買電の必要な日が発生します。ちょっとでも買電単価の低い電力会社を選んでおいたほうが、あとあとの負担を軽くする事ができます。

オール電化住宅だからオール電化プランで契約する必要はない

まず、オール電化住宅では電気の消費量が多いのでオール電化プランを選択される場合が一般的ですが、実際には消費量が多くても条件次第ではオール電化プランを選ぶ必要はありません

各電力会社で契約することができるオール電化プランの中身とは、日中時間帯の単価が高く深夜の時間帯が安くなる事と、従量電灯プランよりも契約容量が高く10kVA(100A)です。

しかしたくさんの電気を同時に使用しない場合(60Aを超えない)は、オール電化プランで契約する必要がないのです。

つまり、同時に大容量の電気を使用(60Aを超える)してしまう住宅以外であれば、オール電化住プランしなくても良いのです。最近の新築住宅では省エネが主流になりつつありますので、皆さん結構オーバーな契約をされています。

60Aの電気消費ワット数は6000Wです。

当家の場合も、新築で当初の契約では15kvAになっていましたが、実際には同時に60A分の電気を使用する事がなかったので、最初から60A契約で契約した方がお得でした。

太陽光発電システムを住宅に設置している場合であれば、太陽光発電モニターを確認してみてください。

オール電化プランで契約しなくても良い判断方法

電気を多く同時に利用する夕方のご飯支度時に、モニターの消費量数値を確認してください。6.0kW(60A相当)をオーバーしていなければ、10kvAのオール電化プランを選ぶ必要はありません。(IHや電子レンジ、エアコン等を同時に稼動)

例えばですが、IH調理器を1基、火力MAXにすると2.8kWくらい消費するので、これに電子レンジ700Wやエコキュートの給湯1000W、寒い時間にエアコンを2台稼動1400W、ドライヤー800Wを同時に電源を入れると、60Aをオーバーするのでブレーカーが飛んでしまいます。

でも実際にはこれだけを同時に使用するご家庭は少ないと思います。

もっと知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

電気を同時にたくさん使う場合 ⇒ 10kVaプラン「オール電化住宅 対応あり」
電気をあまり使わない場合 ⇒ 60Aプラン「オール電化住宅 対応なし」

電力会社の電力プランは主に燃料費調整型と市場連動型

電力会社には、電気料金の単価に従来からの天然ガス等の燃料価格に連動し1ヶ月毎に価格変動する燃料費調整型(電気料金+燃料費調整額)と、燃料費調整型をやめて日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動し、30分間ごとに価格が変動する市場連動型(電気料金+託送費)があります。

基本料金0円プランでは、燃料費調整額タイプで電力単価を高くする傾向があり、市場連動型では固定従量料金を高く設定されている傾向があります。

また多くの電力会社では、主に燃料費調整額を取り扱った電力会社はオール電化プランに対応していなくて市場連動型を取り扱う電力会社はオール電化プランに対応できるようになっています。

燃料費調整額プランの場合

電力会社で燃料費調整額タイプの場合、電気料金の計算式として1kWhあたりの固定単価と毎月決められた固定の燃料費調整額と毎年決められた再エネ賦課金(2024年5月から1年間3.49円)が掛かります。

燃料費調整額型プランの電気料金算出方法

電気量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金

市場連動型プランの場合

一方の市場連動型タイプでは、1kWhあたりの30分毎の変動単価の他に、毎年託送料金や容量拠出金相当額などの固定費が掛かります。

燃料費調整費用がないので、一見すると燃料費調整プランよりお得に見えますが、燃料費調整額タイプにはない固定費用が発生しますので、2つを比べた時に必ずお得になるとは言えません。

市場連動型プランの電気料金算出方法

電気量料金+固定費(託送費+容量拠出金相当額)+再エネ賦課金

※電力会社によっては、託送費と容量拠出金相当額を固定料金として表記されている場合があります

供給エリア

電力会社によって、電力供給できるエリアが違います。自分が住んでいる地域を把握して選ぶようにしましょう。

スクロールできます
供給エリア対象地域
北海道電力北海道
東北電力青森、山形、岩手、
東京電力東京、千葉、神奈川、山梨、埼玉、群馬、栃木、茨城
北陸電力富山、石川、福井
中部電力愛知県、岐阜県、静岡県、三重県
関西電力大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山
中国電力鳥取、島根、岡山、広島、山口
四国電力香川、徳島、愛媛、高知
九州電力福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、熊本、鹿児島
沖縄電力沖縄

マイページ管理画面

見落としがちな項目ですが、電力会社によって電力の使用量詳細や請求金額の内訳の記載方法が違います。金額だけ記載されているものから、各商品の単価が記載されているものまで様々です。自分がどこまで確認したいかを把握した上で選びましょう。

以下の画像は、毎月の1日毎の買電量や使用量グラフを確認することができます。

支払方法

電力会社によって支払い方法が決まっており、大体はクレジットカード支払いか銀行口座振替になります。支払日も翌月や翌々月などのパターンがあります。

基本料金0円の電力会社一覧(2024.6現在)

2024年6月現在で、今から新規契約できる電力会社を比較してお伝えします。

こちらで紹介する電力会社の半分は、オール電化住宅の契約が不可となっていますが、[電力会社の選び方]で解説したように同時に60Aも電気を使っていなければ、オール電化プランに対応していない電力会社で契約しても何ら問題はありません。

当サイト運営者も、オール電化に対応していない電力会社で60A容量で契約しております。

オール電化住宅で申し込む場合の電力会社の見解

オール電化に対応なし:60A 契約
深夜電力単価に対応していないので申込不可

オール電化に対応:10kVA(100A)契約
深夜電力の安い単価に対応していない事を承知の上であれば申込可能

もし貴方がオール電化に対応していない電力会社を検討している時に、「オール電化住宅だから申込はできないんだ」と、心苦しく感じてしまう場合は、家に石油ファンヒーターがあると思ってください

入居時にオール電化住宅として住んでいたとしても、今後暖房器具に石油ファンヒーターを購入してしまったら事実上はオール電化住宅ではなくなりますから、その考えがあれば契約しても問題ありません。

燃料費調整型タイプの電力会社

スクロールできます
電力会社供給エリア支払方法オール電化対応
アルカナでんき沖縄以外の地域クレジット、口座振替、コンビニ現金払い制限あり
いつでもやめれるでんき沖縄以外の地域クレジット制限なし
ネット電力沖縄以外の地域クレジット制限あり
japan電力沖縄以外の地域クレジット、口座振替制限なし
0円でんき北海道、東北、沖縄以外の地域クレジット、口座振替制限あり
ソフトバンクでんき北陸以外の地域クレジット、口座振替、その他制限なし
G-Callでんき東京電力のみクレジット
スマ電Co2ゼロ北海道、沖縄以外の地域クレジット、口座振替制限あり
AIでんき東京電力のみクレジット
※上から申し込みしやすい順に記載しています

市場連動型タイプの電力会社

スクロールできます
電力会社供給エリア支払方法オール電化対応
Looopでんきすべての地域クレジット、口座振替制限なし
リミックスでんき沖縄以外の地域クレジット、口座振替制限あり
ストエネ電気沖縄以外の地域クレジット、口座振替制限あり
チョウシデンキ沖縄以外の地域クレジット、口座振替制限なし
ONEでんき沖縄以外の地域クレジット、口座振替制限なし
楽天でんき全国に対応
kVA契約は沖縄以外の地域
クレジット制限なし
おてがるでんき沖縄以外の地域クレジット、口座振替制限なし
※上から申し込みしやすい順に記載しています

特殊タイプの電力会社

基本料金0円の電力会社の中には、超分かりやすい価格体系のプランがあります。こちらのプランは、主に年間の電力消費量が極端に少ない場合に限り、お得となります。

スクロールできます
電力会社供給エリア支払方法オール電化住宅対応主な特徴
タダ電沖縄以外の地域クレジット制限なし毎月71kWhまで完全無料
四つ葉電力東京電力のみクレジット、口座振替制限あり全てコミコミ単価45円

[タダ電の特徴]
毎月71kWhまで無料なので、雪の降らない地域で確実に買電量が少ない状態であればお得です。71kWhを超えると、1kWhあたり70円の電気料金と基本料金280円などが発生します。

[四つ葉電力の特徴]
容量拠出金&託送費&再エネ賦課金を、全て含んでのコミコミ価格1kWh単価45円なので、電気代高騰など毎月の各単価変動の影響を気にする必要がありません。計算するのが面倒な方におすすめです。

電力会社1kW単価あたりの電気料金比較(60A or 10kVA)

おすすめする電力会社の1kWh単価です。

60A契約

スクロールできます
電力会社北海道東北東京中部北陸関西中国四国九州沖縄
ストエネ電気29.526.426.426.421.323.425.425.423.4
アルカナでんき
※調達調整費:()
31.2
(-0.85)
28.1
(-0.40)
28.1
(0.62)
28.2
(+0.82)
23.1
(+0.29)
24.2
(-0.41)
26.2
(-0.32)
26.2
(-0.28)
25.2
(-0.81)
いつでも
やめれるでんき

※電源調達調整費:()
30.0
(+3.89)
27.0
(+7.62)
27.0
(+7.31)
27.0
(+3.84)
26.0
(+2.83)
26.0
(+1.82)
26.0
(+3.63)
26.0
(+2.79)
26.0
(+3.39)
ネット電力32.028.027.927.723.924.926.926.824.9
0円でんき36.928.2235.022.736.024.326.03
japan電力
※燃料費調整額:()
30.0
(-1.8)
27.0
(-0.35)
27.0
(-0.95)
27.0
(-1.8)
26.0
(-1.8)
26.0
(-1.8)
26.0
(-1.8)
26.0
(-1.8)
26.0
(-1.8)
ONEでんき32.028.028.828.525.525.526.526.925.4
2024年6月現在の電力ベース単価(税込)

※いつでもやめれるでんきの電源調達調整費の中には燃料費調整額も含まれています
※japan電力は電力会社の独自料金(60A=1,488円)が別途掛かります
※燃料費調整額、固定費用(市場連動型)等の記載がないものは価格に含まれておりません
※2024年度(今年5月~翌年4月)の再エネ賦課金は3.49円です

10kVA契約

スクロールできます
電力会社北海道東北東京中部北陸関西中国四国九州沖縄
いつでも
やめれるでんき

※電源調達調整費:()
32.0
(+3.89)
28.0
(+7.62)
28.0
(+7.31)
28.0
(+3.84)
27.0
(+2.83)
27.0
(+1.82)
27.0
(+3.63)
27.0
(+2.79)
27.0
(+3.39)
LOOOPでんき
※固定従量料金:()
30分変動
(+15.87)

(+16.24)

(+14.87)

(+15.60)

(+14.66)

(+14.01)

(+15.67)

(+15.56)

(+17.71)
japan電力
※燃料費調整額:()
32.0
(-1.8)
28.0
(-0.35)
28.0
(-0.95)
28.0
(-1.8)
27.0
(-1.8)
27.0
(-1.8)
27.0
(-1.8)
27.0
(-1.8)
27.0
(-1.8)
2024年6月現在の電力ベース単価(税込)

※いつでもやめれるでんきの電源調達調整費の中には燃料費調整額も含まれています
※japan電力は電力会社の独自料金(10kVA=2,480円)が別途掛かります
※燃料費調整額、その他調整費用、固定費用(市場連動型)の記載がないものは含まれておりません
※2024年度(今年5月~翌年4月)の再エネ賦課金は3.49円です

単価は税込み価格で調査していますが、税抜きになっている場合がありますので、ご契約の際は再度ご確認ください。

どの電力会社が良いか迷ったら目的で選ぼう

現在契約できる基本料金0円の電力会社は15社あります。どの電力会社も電力単価が数円違う程度なので、あまり電気を使わない方にとっては、どの電力会社を選んでも損することはありません。

でも結局、どの電力会社が良いのか悩んでしまう方に向けて、おすすめの選び方をご紹介します。

春から秋の間は買電量が少なくなりやすいので、実はどの電力会社を選んでも大して差はありませんが、冬場はどうしても買電量が多くなりやすいのでこれを考慮して選びましょう。

とにかく安くしたい方は市場連動型プラン

市場連動型プランは、30分毎に電力単価が変動します。市場連動グラフを見る限りでは、晴れた日中時間帯に単価が大幅に下がる傾向で、悪天候の日や夜間は単価が高い傾向です。

市場連動型の代表的な電力会社であるLOOOPでんきを参考にした場合、でんき予報で確認できる電気量料金の他に託送費と、2024年4月に新設された容量拠出金相当額(制度負担金)と再エネ賦課金が掛かります。

市場連動型を採用している他の電力会社でも、LOOOPでんきと類似した価格帯になっているものと予想できます。

LOOOPでんきを中部電力で利用する場合、1kWhあたりの各単価を計算すると、電気量料金(でんき予報の価格)+託送費(15.60円)+容量拠出金(2.2円)+再エネ賦課金(3.49円)が掛かり、固定費だけで21.29円です。

もし晴れた日中の電気量料金が1円だった場合は、1kWhの総額は22.29円になりますが、雨が降った夜間の時間帯は電気量料金が20円くらいになので、総額は41.29円くらいになります。

雪が降らない地域で、昼間の時間帯に買電することが多い場合は、市場連動型の電力会社がおすすめです。

LOOOPでんき「地域ごとの固定従量料金」

スクロールできます
地域固定費(円)地域固定費(円)
北海道電力15.87関西電力14.01
東北電力16.24中国電力15.67
東京電力14.87四国電力15.56
中部電力15.60九州電力17.71
北陸電力14.66沖縄電力18.88

LOOOPでんきのおすすめポイント

LOOOPでんきにしか対応していないことは、沖縄電力に対応していることです。他の電力会社では沖縄電力に対応していない場合が多いので、沖縄で基本料金0円を実現したいなら、LOOOPでんきがおすすめです。

安すぎるリスクを不安に思うなら燃料費調整額プラン

市場連動型のように毎日の時間や天候状態に関係なく、安定して同じ単価で電気を買いたいならこのタイプの電力会社が都合良いです。買電の少ない方なら、買電時間に関係なく安定した電気料金が見込めます。

0円でんきを中部電力で利用する場合、1kWhあたりの各単価を計算すると、電気量料金(28.22円)+燃料費調整額(0.1円)+再エネ賦課金(3.49円)が掛かり、時間帯に関係なく35円くらいです。

※電気激変緩和対策事業による値引きは含まれていません

毎月変動するのは燃料費調整額だけなので、短期間で電気代の高騰を不安に思ったら、燃料費調整型がおすすめです。

料金シミュレーションを提供している電力会社

電力会社の中には、世帯の条件を入れるだけで大体いくらの電気料金になるか計算してくれるところがあります。計算式の中には、電力量料金の他に燃料費調整額や再エネ賦課金の金額も合わせて総額を提示してくれるので、分かりやすく安心できます。

基本料金0円のプランで、簡単シミュレーションしてくれる電力会社は、アルカナでんきLooopでんき0円でんきがあります。

切替手数料0円&解約手数料0円の電力会社

電力会社の中には、手数料が無料になっている企業があります。

トータルの電力単価が安い電力会社を比較

製作中。。。

電気料金0円を目指すなら太陽光発電と大容量の蓄電池を設置しよう

太陽光発電システムと蓄電池を導入すれば、電気の自給自足が可能になり基本料金0円の電力プランを選ぶことで電力会社からの電気料金請求額を0に近づけることができます。

これを電気の自家消費型住宅といいます。

電気の自家消費型住宅は電気料金0円を目指す住宅

電気の自家消費型住宅とは、オール電化住宅で太陽光パネルと蓄電池を活用して電力会社から買電量0を目指す住宅です。日中に太陽光発電した電気を蓄電池に貯めて、夜間に消費する方式を言います。

2021年よりも前のオール電化住宅では、日中よりも深夜のほうが電気量の単価が安かったので、日中は太陽光発電した電気を電力会社に売電し、深夜に安価な電気を蓄電池へ充電してそれを日中に使う事が主流でした。

しかし燃料費高騰に伴う相次ぐ電気料金値上げにより、売電単価より買電単価のほうが上回ってしまったため、太陽光で発電した電気を売電するよりも、売電する電気を家で自家消費したほうがお得になるようになりました。

買電0を目指すには大容量の太陽光パネルと大容量の蓄電池が必要

オール電化住宅の場合で買電量を0近づけるためには、太陽光パネルと蓄電池の容量が大きくなければ実現はできません。ただし元々電気の消費量が少なかったり、ガスを併用しているのであれば大容量の蓄電池だけでも実現することは可能です。

大容量な太陽光パネルが必要な理由

ごく一般的なご家庭では、太陽光積載量が4~6kWです。晴れた日は良いのですが、曇りや雨が降った日は十分な発電量を得ることは難しいことが一般的です。

特に冬場(11月~2月)は日照時間が短い為、雨が降るとほとんど発電してくれないと思って間違いありません。当サイトでは、天候がどんなが条件であっても対応できるよう、10kW以上の設置を推奨しています。

大容量な蓄電池が必要な理由

日中の家庭消費は太陽光発電で賄うことができますが、問題は夜間です。日中お仕事で家に居ないご家庭では、夜間に大量の電力消費が予想されます。当サイト調べでは夜間の家庭消費は7~10kWくらい、ガス併用で4kW前後必要です。

また、悪天候な日が連日続くと太陽光発電で満タンまで充電することができないため蓄電池の電気だけで賄うことになります。

7kW程度の蓄電池では、2日分の家庭消費量を賄いきることができないので、悪天候で発電できなかった日があっても賄える蓄電容量が必要です。当サイトでは、12kW以上の蓄電池をお勧めしています。

詳しくは実例を交えて以下ページでお伝えしていますので、ご興味があればご参考ください。

買電単価&燃料費調整額&託送料金が高くても気にするな

大容量の太陽光パネルと蓄電池を設置している住宅なら、買電量ゼロを目指している方も多いはずです。大容量の蓄電池を設置した住宅では、一般の住宅やアパート住まいよりも買電量を少なくできるのが当たり前なので、毎月値上がりしている上限が撤廃された調整費にビビッてはいけません。

年間を通して価格に安定したいなら燃料費調整型がピッタリですし、とにかく安さを求めるのであれば時間毎に価格が変動し安価の時間帯が多い市場連動型が好ましいです。実際にはどちらを選んでも、大きな差はないので、好きな方を選びましょう。

価格高騰によるリスクを避けたいなら燃料費調整型、多少のリスクがあるけど最安値を求めたいのなら市場連動型が良いです。

ただし最近は最安値傾向にある市場連動型ですが、電気を使用する時間帯や悪天候な日によっては大幅に1kWhの単価が高くなる場合がありますので、そこのリスクだけは気をつけてください。

市場連動型のLOOOPでんきのデータ(でんき予報)を見た場合に、晴れ日の昼間であれば1kWhあたり1円以下になるので超お得です。2024年4月現在では、晴れ日の夜間で10円~15円、雨の日で15円~25円くらいの単価で変動しています。

しかしながら、LOOOPでんきのでんき予報では一見安く見えますが、実際には電気量料金に託送費と容量拠出相当額が掛かります。でんき予報で確認できる電力単価だけが電気料金になるわけではないので注意しましょう。

分かりやすく言うなら、燃料費調整型の燃料費が託送費に名称変更されたと思ってください。

託送費の詳細は、資源エネルギー庁のページをご確認ください。

オール電化住宅が対象外でも関係ない

基本料金0円の電力会社の多くは、オール電化プラン(深夜電力)に対応していないので、オール電化住宅の申込を受け付けていません。オール電化プランでは、10kVaの容量で電力単価は、日中が高くて深夜が安くなるシステムなので、従量制が一般的である基本料金0円の会社では対応ができない事がほとんどです。

オール電化住宅プランには、時間帯による電力単価の違いの他に契約容量も大きいのが特徴です。しかし普段あまり電気を消費しないオール電化住宅に住んでいるのであれば、オール電化プランに対応していない60Aの電力会社で契約しても問題ありません。

ただし深夜だけ安くなるオール電化プランから、24時間同じ単価の従量電灯プランに変更する場合に、買電量が多いほど電気料金が割高になってしまうので、冬場は特に注意が必要です。

大容量蓄電池を設置していれば、無謀な消費を行わない限り買電量を150kW以内に抑える事ができるので、オール電化だからといって割高になることはありません。(燃料費調整&再エネ賦課金含む)

自家消費型住宅であれば、住んでいる方の意識次第で3月~10月までは毎月10kWh未満に、11月~2月は150kW以内には収まりますので、オール電化プランより従量電灯プランのほうが絶対安いです。

\ 最適な蓄電池は専門のコンサルティングに調べてもらおう /

まとめ

現在支払っている電気料金が、年間の基本料金よりも安ければ基本料金0円の電気プランがお得です。

オール電化住宅でも、同時に電気を使用する電力量が少なければオール電化プランで契約する必要がないので、オール電化住宅用のプランに対応していない電力会社で契約しても大丈夫です。

電力会社の基本料金0円プランでは、燃料費調整額タイプと市場連動型がありますが、時期に関係なく安定した電気料金にしたいなら燃料費調整額タイプを、とにかく安くしたいなら市場連動型の電力会社を選びましょう。

電力会社からの電気料金請求額を0円に近づけたいのなら、太陽光発電システムと大容量サイズの蓄電池を設置しましょう。

太陽光発電と蓄電池を設置されている住宅であれば、冬場の時期を除けばほとんど毎月の買電量が10kWh以下なので基本料金を支払わない0円プランをオススメします。

お得になる結論

基本料金0円プランは、年間の電気料金が年間基本料金より低ければお得です。

太陽光と蓄電池を併用したオール電化住宅で、年間の買電量が
中部電力でおよそ630kWh(月平均52.5kWh)以内
東京電力でおよそ935kWh(月平均77.9kWh)以内
に収まるのなら基本料金0円プランが最適です。

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