基本料金0円の電力会社の選び方と割高になる事例を解説

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青だんごむし

こんにちは、青だんごむしです

現在契約中の電力会社で基本料金が高いから、基本料金の無いプランに替えたいんだけど実際はどうなの?と思われている方は多いのではないでしょうか。

当サイトを読んでいただくことで、あなたが基本料金0円プランに乗り換えても大丈夫なのかを確認することができます。実際の電力プランを元に試算し、基本料金0円プランの実態とお得な電力会社をお伝えしていきます。

まず結論から申し上げると、現在毎月100kWh~300kWh(地域によって違う)以上の電気使用量の場合は、基本料金0円プランにしてもお得になりません。

こんな方が参考になります
  • 大手電力会社の従量電灯を契約していて電気使用量の少ないご家庭
  • 別荘などの建物であまり電気を使わない方
  • とにかく電気料金を安くしたいと検討中の方
  • 一人暮らしで契約容量を60Aでしたい方
  • ガスの使用をメインとしていて電気はあまり使わない方

お得な電力会社の比較だけ見たい方は、下の項目から「トータル単価の安い電力会社」を選んでください。

基本料金0円の電力会社以外では、大手電力会社よりも安い電力会社を紹介している「らくらくMOVING」がおすすめです。ガス会社や引越しのお役立ち情報も掲載されているので、特に単身の方にはちょうど良い情報サイトです。

目次

基本料金0円の電力会社とは

基本料金0円の電力プランは、2016年の電力の自由化に伴って参入された新電力会社が開発したプランです。新電力会社は、企業専用の発電所を持っていないためプランによっては割高設定になっていることが多いです。

基本料金0円プランも、基本料金がないので電力量単価やその他の項目で値段が高く設定されています。

基本料金0円プランと聞くと一見安くなるようなイメージですが、メリットとデメリットについて見ていきましょう。

基本料金0円プランと従量電灯プランの違い

東京電力エリアで、契約した場合の違いを比較してみました。

基本料金0円プランのメリット

基本料金0円プランのメリットは2つあります。

  • 契約容量に関係なく基本料金が0円
  • 時間帯に関係なく一律同じ電力単価

一般的な従量プランの場合は、契約容量によって基本料金が掛かりますが基本料金0円プランは一律0円です。

契約容量大手電力会社の基本料金基本料金0円プラン
10A311.75円



一律0円
20A623.50円
30A935.25円
40A1,247.00円
50A1,558.75円
60A1,870.50円
2025年1月の基本料金(東京電力)

そして大手電力会社では、電気の使用量によって3段階で電力単価が違い、電気の使用量が多くなるほど電力単価が高くなる仕組みです。

基本料金0円プランであれば、一律料金なので電気使用量を気にせずに使うことができます。(一般的にそこまで気にする人はいません)

買電量/電気プラン従量電灯B 10A~60A基本料金0円 10A~60A
~120kWh29.8円
一律 31.78円
~300kWh36.4円
301kWh~40.49円

基本料金0円プランのデメリット

デメリットも2つあります。

  • 電力量単価が高い
  • 燃料費調整額や市場連動型の固定料金が割高

基本料金が掛からない分の負担を、1kWの電力量単価や燃料費調整額に上乗せされていることが一般的です。

基本料金0円プランは、1kWhあたりの単価が他社よりも割高なので毎月の電気使用量が多いほど電気料金が高くなりやすく、従量料金プランよりも割高になる場合があります。

スクロールできます
地域/電気使用量電力単価50kWh100kWh150kWh200kWh300kWh
0円でんき円 60A
基本料金 0円
一律 31.78円
(全てコミコミ)
1,589円3,178円4,767円6,356円9,534円
従量電灯 60A
基本料金 1,870円
~120k 29.8円
~300k 36.4円燃料調整 -9円
合 計 ⇒
1,490円
0円

-450円
2,910円
2,980円
0円

-900円
3,950円
3,576円
1,092円

-1,350円
5,188円
3,576円
2,912円

-1,800円
6,558円
3,576円
6,552円

-2,700円
9,298円
東京電力エリアの場合 2025年1月の電気料金

基本料金0円プランの構成

基本料金0円プランは電力会社によって異なりますが、主に2つの構成があります。

  • 基本料金0円+燃料費調整額+再エネ賦課金
  • 基本料金0円+固定従量料金(市場連動)+再エネ賦課金

当初は1番目のプランが一般的でしたが、2022年あたりから石炭などの燃料費高騰により燃料費調整額が高くなる時期がありました。それを回避するために登場したものが、電力の市場価格に連動した2番目のプランです。

燃料費調整型と市場連動型の違い

電力会社には、電気料金の単価に従来からの天然ガス等の燃料価格に連動し1ヶ月毎に価格変動する燃料費調整型(電気料金+燃料費調整額)と、燃料費調整型をやめて日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動し、30分間ごとに価格が変動する市場連動型(電気料金+託送費)があります。

基本料金0円プランでは、燃料費調整額タイプで電力単価を高くされている傾向があり、市場連動型では固定従量料金を高く設定されている傾向があります。

燃料費調整額プラン

2022年頃の電気代高騰を受けて、燃料費調整額のことを初めて知る方も多いと思います。

日本では発電所で電気をつくるために、主に火力燃料を使用しています。原材料は原油、LNG、石炭ですが、これらは海外からの輸入に頼っている為、為替レートが大きく変動すると発電コストが掛かりやすくなります。

これらのコストを、電気使用者に支払ってもらう制度として、燃料費調整制度が導入されました。

2022年くらいから世界情勢による影響で、燃料費調整額が上昇しているのはこのためです。

調整額は3ヶ月前の為替レートで計算されるので、急に値上がりすることがなくてバランスは良い

燃料費調整額の単価は、毎月変動する方式なのでリスクも少なく安定しています。

市場連動型プラン

2022年以降に燃料費調整額が大幅に値上がりすることがキッカケで、新たに取り入れられた制度が市場連動型プランです。

市場連動型は、電気料金の単価が市場価格と連動して変動するプランです。国内雄一の会員制電力取引市場である、一般社団法人の日本卸電力取引所「JEPX」から電力を仕入れていて、電気の需要と供給の状況によって価格が変動します。

市場連動型タイプでは、1kWhあたりの30分毎の変動単価の他に、毎年託送料金や容量拠出金相当額などの固定費が掛かります。

燃料費調整費用がないプランは、大体市場連動型プランが取り入れられており、燃料費調整額タイプにはない固定費用が別に発生しますので、2つを比べた時に必ずお得になるとは言えません。

電気の使われ方によって価格が変動するので、電気が逼迫しやすい時期は高額になりやすい

日本中で夏場や冬場、雨の日など電気を沢山使われる日は、市場価格が高くなりやすいので注意が必要です。

基本料金0円の電力会社の中には、30分毎に電力単価がリアル変動する方式と、1ヶ月毎に変動する方式がありますので、契約前には確認しておいたほうが安心です。

基本料金のないプランに切り替えてお得か判断する方法

現在、色々な電力会社の従量電灯プランで契約している場合、基本料金0円プランをおすすめできるかどうかを簡単に調べることができます。

当サイトでは、料金構成をまとめた1kWh単価をトータル単価と呼んでいますが、今契約ができる基本料金0円の電力会社のトータル単価は、大体30円~45円が相場となっています。

今支払っている電気料金が、基本料金0円の電気料金よりも高い状態であれば乗り換えるほうがお得になります。

現在お支払いしている電気料金の請求書(明細書)を見ていただき、基本料金0円の電力会社で契約した時の電気料金を見比べて見ましょう。

基本料金0円の電気料金試算表

基本料金0円プランで、25kWh~300kWhまで使用した時の電気料金を算出しました。300kWh以上の電気使用であれば、これまでの統計上で間違いなく損しますので基本料金0円プランはおすすめできません。

現在の電気使用量を見比べてみて、45円の電気料金よりも高ければお得に、30円よりも少なければ損します。

スクロールできます
使用量/単価30円35円40円45円
25kWh7508751,0001,125
501,5001,7502,0002,250
752,2502,6253,0003,375
1003,0003,5004,0004,500
1253,7504,3755,0005,625
1504,5005,2506,0006,750
1755,2506,1257,0007,875
2006,0007,0008,0009,000
2256,7507,8759,00010,125
2507,5008,75010,00011,250
2758,2509,62511,00012,375
3009,00010,50012,00013,500

※電気使用量の単位:kWh

試算表の見方と確認の仕方

現在お支払いしている電気料金の請求書(明細書)を見ていただき、その中に記載されている電気料金(黄枠)電気使用量(緑枠)を確認してください。

事例1

お得になる電気料金をイメージしてみました。

電気使用量が50kWhで電気料金が2,500円の場合

試算表を見ると45円で2,250円なので、45円以内の電力会社であればお得になります。

事例2

下の請求書の場合、使用量は477kWhで電気料金は10,362円です。

表にはありませんが一番安い単価30円で、475kWh使用した場合の電気料金は14,250円なので、もし基本料金0円プランにすると約4,000円の大損になりますので、基本料金0円プランで契約してはいけません。

当家で過去に契約していた請求書 [令和3年3月]

そんな時は基本料金0円プランを諦めて、電気チョイスで電気料金プランを比較して安くしてもらいましょう。

そんな時は、電気チョイスで電気料金プランを比較して安くしてもらいましょう。

当家の電気使用量で基本料金0円プランがお得か試算

最初にご説明しました毎月の電気料金だけで判断するのは実は危険です。何故なら毎月同じ電気使用量とは限らないからです。秋と冬では電気の使用量が違うので、年間のトータルで計算する必要があります。

年間の電気料金が年間の基本料金よりも高くなるなら、1kW単価の高い基本料金0円プランはオススメできません。

基本料金0円プランの損得は、現在の年間買電量(電気使用量)で大体計算できます。

今回は当家の2023年度のデータを参考に、従量電灯60A契約の場合で、双方の年間の基本料金を計算しました。

皆さんも手元の検針票、または電気料金の請求書を確認して、都合の良い計算方法で算出してみてください。

当家の基本料金0円と従量電灯プランで契約した場合の試算

当家は太陽光発電(12.96kW)と大容量蓄電池(13.5kWh)を併用した、買電0を目指した生活をしています。

2023年に買電した電気量と電気料金を元に、大手電力会社で従量電灯Bプランで契約した場合の電気料金を比較してみましょう。

2024年に東京電力の場合で契約した場合でも試算してみましょう。東京電力管内で基本料金0円が安い電力会社は、「いつでもやめれるでんき」なので、これで計算してみました。

ベースになる電気量は、当家の前年度の買電量とします。

  • いつでもやめれるでんき 60A 月の基本料金:0円 +全日単価:30.5円
  • 東京電力 従量電灯B 60A 月の基本料金:1,870円 +最低単価:29.8円
スクロールできます
年月① 基本料金0円
(電気量料金のみ)
② 従量電灯B
(基本料+電気量料金)
2024年03月579円(19kWh)1,870+566=2,436円
2024年04月122円 (4)1,870+119=1,989円
2024年05月61円 (2)1,870+59=1,929円
2024年06月152円 (5)1,870+149=2,019円
2024年07月30円 (1)1,870+29=1,899円
2024年08月305円 (10)1,870+298=2,168円
2024年09月30円 (1)1,870+29=1,899円
2024年10月30円 (1)1,870+29=1,899円
2024年11月122円 (4)1,870+119=1,989円
2024年12月762円 (35)1,870+1,043=2,913円
2025年01月7,808円 (256)1,870+7,628=9,498円
2025年02月5,673円 (186)1,870+5,542=7,412円
合 計 15,674円(524kWh)38,050円
2つの電気プランを比較

※再エネ賦課金等の固定従量料金は、計算が複雑なので計算の中に含まれていません

契約アンペア数の選び方

現在従量電灯プランで契約中の方は、建物内の分電盤の容量に合わせて設定されています。

しかし新電力会社へ乗り換えを行う時は、建物の電力供給設備にスマートメーターの設置が必須となります。分電盤の種類によっては、自由に選べないことがありますので契約前に確認しなければいけません。

アンペア数の賢い選び方

基本料金0円プランでは、基本的に10A~60Aまでの基本料が同じなので、60Aで契約していただくのが賢い選択です。60Aにすることで、同時に電化製品を使用してもブレーカーが落ちることはないので安心できます。

分電盤の見分け方

2014年よりも前に建てられた住宅では、分電盤にアンペアブレーカーが取り付けられており、アンペアブレーカーに合った電力プランを選ぶ必要がありました。

見分け方として、建物内の分電盤のカバーを開けた時に、一番左側に○○Aと書かれた黒いスイッチの有無で分かります。下部の写真を見て、アンペアブレーカーが取り付けられていればスマートメーカーは設置されていません。

出典:東京電力パワーグリッド

2014年以降の住宅では、スマートメーターの設置が義務化となり、既存の住宅でも順次取替え工事が行われるようになっています。なお、スマートメーターは外壁に取り付けられています。

スマートメーターには、無線通信ができる機能が搭載されているため、電力会社が遠隔操作することで住宅の電力契約を簡単に切り替えることができます。

アンペア数の切り替えも、従来であれば電力会社の人に家まで訪問してもらってアンペアブレーカーの交換作業を行ってもらう必要がありましたが、スマートメーターなら自由に切り替えることができるので手軽になりました。

また双方向通信ができるため、電力会社によってはWeb上のマイページから30分毎の電気使用量の確認を行うサービスもあります。

スマートメーターの場合

スマートメーカー対応の分電盤は、左側の部分がシンプルになっています。アンペアブレーカーは、建物の外壁に取り付けられているスマートメーターで自動制御されています。

外壁には、デジタル式のメーターが取り付けられています。

従来型メーターの場合

従来からある分電盤は、このようなものになっています。

現在このタイプの分電盤になっている場合は、事前に大手の電力会社に相談したり電気の乗り換えを行う時に、大手の電力会社が無償で交換してもらうことができます。

基本料金0円の電力会社の中には、スマートメーターになっていないと契約できない場合がありますので、契約時には「よくある質問」から確認しておきましょう。

トータル単価の安い電力会社(2025.2現在)

従量電灯プランで契約している方が、基本料金0円の電力会社を選ぶときは、冒頭でも解説したとおりトータル単価を見て判断する必要があります。

電力会社の広告では、電力量単価だけを前面に表示して安く見せかけていることが多いので、これだけを見て決めてはいけません。

当サイトでは、電力単価や独自の料金体系がしっかりと記載されている明解な企業を選定した上で、全ての項目が含まれた最終的な単価を、一番安い電力会社を順番にご紹介します。

基本料金0円プランを提供している全ての電力会社は、以下のページでご確認いただけます。

0円の電力会社

タダ電(単価:0円~)

2023年6月に登場した電力会社で、タダで電気を使用できることをウリにしています。

毎月電気を71kWhまで無料で使用することができるので、あまり電気を使わない家庭や、電気の自給自足ができる住宅では人気のあるプランとなっています。

対象地域は、沖縄以外の地域です。

スクロールできます
初期費用解約手数料・違約金契約容量支払方法
なしなし10A~60Aクレジットカード

71kWhを超えて使用すると、超えた分の電気料金が発生します。

1kWhあたりの単価は70円で、基本料金が280円掛かります。その他に燃料費調整額が発生しますが、事前に調整額が公式サイトに掲載されていないので注意が必要です。

1kWhあたり トータル単価の計算方法

71kWhまで:完全無料

超えた分:電気料金=基本料+電気使用量+燃料費調整額+再エネ賦課金

電気使用量に基づいた電気料金はこちらになりますが、この料金に燃料費調整額が幾らかプラスされます。

スクロールできます
電気使用量単価10kWh50kWh100kWh200kWh300kWh400kWh
タダ電70002,270円9,270円16,270円23,270円
タダ電の電気料金

確実に71kWh以内に抑えられる住宅なら大丈夫ですが、100kWhを超えると基本料金0円の電力会社よりもかなり割高な電気料金になりますので、そういう方は基本料金0円の電力会社をおすすめします。

20円~25円の電力会社

基本料金の無い最安の電力会社は、リミックスでんき&リボンエナジーの2社のみです。どちらも30分ごとに電力単価の変わる市場連動型の電気料金システムとなっています。

時間帯によって、安い時間と高い時間がありますので、前日に公開される翌日の電力単価を見て生活を行うと良いでしょう。トータル単価は、安い時間帯で20.11円から高い時間帯で60円くらいとなります。

各電力会社の市場連動グラフを観察すると、晴れた日中時間帯に単価が大幅に下がる傾向で、悪天候の日や夜間は単価が高い傾向となっています。(リボンエナジーは契約後のマイページで確認)

2社を比較すると固定料金に若干の差がありますが、元々の電気使用量が少なければトータル的に電気料金が大幅に開くことはありません。(例えば2円差であれば、100kWh買電した場合で200円の誤差です)

各電力会社の特徴や、割引特典について探って見ましょう。

リミックスでんき(単価:20.11~22.07円~)

リミックスでんきは、解約手数料が無料の電力会社です。

基本料金0円の主力プランは、Styleプラスです。

スクロールできます
初期費用解約手数料・違約金契約容量支払方法
なしなし10A~100Aクレジット、口座振替

地域ごとの電力単価(2025)

スクロールできます
地域トータル単価
(一番低い単価)
電力量単価固定料金
北海道電力21.44~






0.04~120
でんきアラート
17.91
東北電力22.07~18.54
東京電力21.14~17.61
中部電力21.63~18.1
北陸電力20.18~16.65
関西電力20.18~16.65
中国電力21.63~17.18
四国電力20.11~17.58
九州電力20.85~17.32
沖縄電力ーーーーーーーーー
単位:円

固定料金は元Looopでんきよりも割高ですが、30分毎に変動する電力単価はリミックスでんきのほうが若干安くなっている傾向がみられます。

リミックスでんきは、過去のLooopでんきと同様に電気量単価(電源調達料金単価)を公式サイトのでんきアラート(リアルタイム)から確認することができます。

リミックスでんきでは、現在の1日の電力単価や1ヶ月の平均電力単価を詳しく掲載されているので、他社よりも分かりやすくなっています。

リボンエナジー(単価:23.29~27.69円~)

リボンエナジーは2023年11月に設立された新しい電力会社です。もちろん、契約&解約手数料は掛かりません。

基本料金0円の主力プランは、リボングリーンです。

スクロールできます
初期費用解約手数料・違約金契約容量支払方法
なしなし10A~100Aクレジット、Apple Pay、Google Pay

地域ごとの電力単価(2025)

スクロールできます
 リボンエナジー
地域トータル単価電力量単価固定料金
北海道電力27.69~






0.01~120
マイページ
24.20
東北電力25.49~22.00
東京電力25.49~22.00
中部電力25.49~22.00
北陸電力25.49~22.00
関西電力23.29~19.80
中国電力25.49~22.00
四国電力25.49~22.00
九州電力23.29~19.80
沖縄電力ーーーーーー
単位:円

リボンエナジーの電力単価は、一般公開ではなく契約後のマイページで確認を行うことができますが、前者の他社と比べて同じ料金システムなので、単価に大きく差は出ないはずです。

リボンエナジーの魅力は、お住まいの環境によって割引額が高くなります

  • マイホーム割引:持ち家であれば -0.55円の割引
  • ファミリー割引:1~5人世帯であれば -0.11~ -0.55円の割引
  • ペットと同居割引:ペットと暮らしていれば -0.55円の割引
  • オール電化割引:オール電化住宅であれば -0.55円の割引
  • 太陽光割引:太陽光発電システムが導入していれば -0.55円の割引
  • 蓄電池割引:家庭用の蓄電池を設置していれば -0.55円の割引
  • EV割引:電気自動車が家にあれば -0.55円の割引

上記の条件に当てはまれば、最大で3.85円の割引特典(東京エリアならトータル単価21.64円~)が受けられます。ただし他社と比べた時に、割安になる地域とそうならない地域があります。

また単身世帯には、割高な設定なので気をつけてください。

リボンエナジーの支払い方法は、基本料金0円の電力会社では珍しくApple PayやGoogle Payのモバイル決済に対応しています。これはクレジットカードを所持していない方にも気軽に申し込みができる魅力の一つです。

もしも2022年頃から流行っている、太陽光発電と蓄電池を設置してお子さんやペットと一緒に住まわれている住宅では割引が多く受けられるので、検討してみる価値はあります。

26円~30円の電力会社

はりま電力(単価:28.06円)

はりま電力は2017年に設立された市場連動型の電力会社で、関西圏エリア限定の基本料金0円プランを展開されています。

単価や市場価格が安めなので、おすすめできます。

基本料金0円の主力プランは、シンプル電灯ECOプランです。

スクロールできます
初期費用解約手数料・違約金契約容量支払い方法
なしなし10A~60A口座振替
1kWhあたり トータル単価の計算方法

電気料金=電気使用量+固定費(市場価格)+容量拠出金相当額+再エネ賦課金

スクロールできます
地域トータル単価
(1月)
トータル単価
(2月)
電力量単価固定費
(1月)
固定費
(2月)
容量拠出金
4月~3月
関西電力31.6828.0624.02.81-0.962024年度:
1.38
2025年度:
0.76
単位:円

※国の「電気・ガス料金負担軽減支援」による-2.5円引き後の価格で掲載しています

0円でんき(単価:28.75~31.82円)

0円でんきは燃料費調整型の電力会社で、60Aまでの契約に対応しています。燃料費調整額の算出方法は、大手電力会社と同じなので、異常な高騰を避けることができて安心です。当家も現在契約中です。

対応地域は、北陸、東京、中部、関西、中国、四国、九州エリアです。このエリアで契約容量60Aが十分なら0円でんきで決まりです!

スクロールできます
初期費用解約手数料・違約金契約容量支払い方法
なし電気供給開始後1年未満 3,000円10A~60Aクレジット、口座振替
1kWhあたり トータル単価の計算方法

電気料金=電気使用量+燃料費調整額+再エネ賦課金

地域ごとの電力単価(2024.12-2025.1)

  • 国が実施する電気ガス料金支援により11月分までは値引きされた調整単価で掲載します
  • トータル単価は再エネ賦課金も含まれた単価です
スクロールできます
地域トータル単価
(12月)
トータル単価
(1月)
電力量単価燃料費
(12月)
燃料費
(1月)
北海道電力ーーーーーーーーー
東北電力ーーーーーーーーー
東京電力31.9631.7834.8-6.33-6.51
中部電力32.0831.8226.02.592.33
北陸電力31.6231.4434.8-6.67-6.85
関西電力29.0528.8921.73.863.7
中国電力30.0529.8235.0-8.44-8.67
四国電力31.0930.8933.5-5.9-6.1
九州電力28.8928.7523.32.11.96
沖縄電力ーーーーーーーーー
単位:円
  • 国が実施する電気ガス料金支援により11月分までは値引きされた調整単価で掲載します

オクトパスエナジー(単価:30.59~40.69)

オクトパスエナジーは燃料費調整型の電力会社で、60Aまでの契約に対応しています。契約してから1年間は、燃料費調整額が掛からないので嬉しいプランとなっています。

対応地域は、北陸、東京、中部、関西、中国、四国、九州エリアです。

スクロールできます
初期費用解約手数料・違約金契約容量支払い方法
なしなし10A~60Aクレジット、口座振替、コンビニ払い

契約して12ヶ月が経過すると、基本料金が掛かるグリーンオクトパスプラン(従来の従量電灯方式)に自動移行されてしまうので、気をつける必要があります。

解約の違約金や手数料が掛からないので、11ヶ月目くらいには他社への乗り換えを検討されたほうが安全です。

1kWhあたり トータル単価の計算方法

電気料金=電気使用量+燃料費調整額+再エネ賦課金

地域ごとの電力単価(2025)

スクロールできます
地域トータル単価電力量単価燃料費調整額
北海道電力40.6937.2





契約して
12ヶ月間は0円
東北電力35.5932.1
東京電力35.0931.6
中部電力33.6930.2
北陸電力32.1928.7
関西電力30.3926.9
中国電力32.6929.2
四国電力32.2928.8
九州電力30.5927.1
沖縄電力ーーーーーー
シンプルオクトパスプラン 単位:円

31円~35円の電力会社

いつでもやめれるでんき(単価:31.24~37.3円)

いつでもやめれるでんきは、基本料金0円の電力会社でも電力単価が安いことが特徴です。謳い文句どおり、契約して電気の供給が始まってからであれば、いつでも解約を行うことができます。

電力単価は他社と比べて安いですが、燃料費調整額が他社と比べて高めなので、これが改善されればおすすめできる電力会社です。

また電気使用量が、401kWh以上で電力単価が1円安くなります。

スクロールできます
初期費用解約手数料・違約金契約容量支払方法
なし電気供給開始していれば0円10A~60Aクレジットカード
1kWhあたり トータル単価の計算方法

電気料金=電気使用量+電源調達調整費+再エネ賦課金

いつでもやめれるでんきの各種単価とトータル単価(2025.1-2)

[基本料金+電気量単価+電源調達調整額+再エネ賦課金]と消費税を全て含めた単価です。

スクロールできます
地域トータル単価
(1月~2月)
電力量単価固定費
(1月)
固定費
(2月)
北海道電力37.330.0/32.03.812月と
東北電力36.8727.0/28.06.38同じ
東京電力36.5327.0/28.06.04単価
中部電力36.5127.0/28.06.02
北陸電力33.3526.0/27.03.86
関西電力32.7726.0/27.03.28
中国電力34.6126.0/27.05.12
四国電力31.2426.0/27.01.75
九州電力32.9726.0/27.03.48
沖縄電力ーーーーーーーーー
家計メガプラン 単位:円

四つ葉電力(単価:33.15~42.8円)

四つ葉電力は、電力単価や容量拠出金、託送費、再エネ賦課金などが全てコミコミの電力会社です。

他社よりも電力単価は高いですが、今後もし燃料費調整額が爆上がりした時にも影響なく、固定単価で使用できるので電気料金の高騰が気になる方にはおすすめできます。

全国にエリアを拡大中ですが、現在の対応エリアは関西電力エリアと中部の兵庫県、三重県、岐阜県、福井県の一部地域です。

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初期費用解約手数料・違約金契約容量支払い方法
なし電気供給開始後1年未満 22,000円10A~60Aクレジット、口座振替

四つ葉電力のトータル単価(2025.1)

地域によって電力単価が違うので、気をつけて下さい。

地域電力単価
東京電力エリア契約して1年間は42.8円
(2年目以降45円)
関西電力と中部の一部エリア33.15円

東京電力エリアは本来の電力単価が45円ですが、現在は1年間42.8円で利用することができます。

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エリア単価10kWh50kWh100kWh200kWh300kWh400kWh
東京42.8428円2,140円4,280円8,560円12,840円17,120円
関西33.15331円1,657円3,315円6,630円9,945円13,260円
四つ葉電力の電気料金

電力単価は、他社と比べてとても高いですが、あらかじめ単価が決められているので電気使用量を計画して利用することができれば、毎月の電気料金を事前に算出することができるのでお金の管理はしやすいです。

アルカナでんき(単価:34.78~42.73円)

アルカナでんきは、燃料費調整型の電力会社で、60Aまでの契約に対応しています。

0円でんきでは対応していなかった、北海道や東北のエリアも対応しています。ただしトータル単価が他のエリアと比べて若干高いですが、あまり電気を電力会社から買わなければ影響は少ないのでおすすめです。

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初期費用解約手数料・違約金契約容量
なし電気供給開始後1年未満 22,000円10A~60A

アルカナでんきの各種単価とトータル単価(2024.12-2025.1)

[基本料金+電気量単価+燃料費調整額+再エネ賦課金]と消費税を全て含めたトータル単価です。

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地域トータル単価
(12月)
トータル単価
(1月)
電力量単価燃料費
(12月)
燃料費
(1月)
北海道電力42.5942.7335.054.054.19
東北電力41.641.7231.956.166.28
東京電力40.4440.2229.87.156.93
中部電力38.0638.0928.556.026.05
北陸電力36.8534.7826.556.814.74
関西電力35.033.7125.456.064.77
中国電力37.3736.1628.055.834.62
四国電力39.3137.4429.656.174.3
九州電力37.4936.7629.054.954.22
沖縄電力ーーーーーーーーーーーーーーー
単位:円

※補助金適用後の価格を掲載しています

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