こんにちは、青だんごむしです。
イシンホームで設置した蓄電池について紹介レビューします。
イシンホームでは、2020年度から大手自動車メーカーのテスラから発売している蓄電池のパワーウォールを取り扱いしています。
イシンホームで赤字覚悟で導入するか迷った蓄電池。
今、太陽光売電が10年を過ぎたご家庭が導入しようか検討されているのをよく聞きますが、青だんごむしは新築でイシンホーム一押しの蓄電池を導入しました。災害で使用するよりも太陽光発電だけでの生活に憧れですね。まぁ、もし台風なんかで停電したときに、周りの家が真っ暗で自分のところだけ明るくなっている家を想像してニヤニヤしてしまいました。
最初にコストパフォーマンス面でお伝えしておきます
コストパフォーマンス面では他メーカーより圧倒的に安いけど、太陽光のFIT制度(10年間の固定売電)では最終的に10年で元はとれないです。元がとれないところは、災害時の保険代と考えましょう。
外国メーカーの蓄電池なので、地域の補助金が受け取れない可能性があります。
こちらの蓄電池、2020年7月に安全性の証明(JET認証)が取れておらず中部電力での申請が通りませんでしたが、2020年11月に安全性を証明する書類がメーカーから発行されたことから2021年2月に中部電力から申請が下りました。2021年3月6日から稼動しています。
※2020年時点のお話しになりますが、中部電力管内でテスラの蓄電池を設置する場合は、JET認証がとれていないために一般の申請書類だけでは中部電力で認定されず、別途安全が確認できる書類を用意する必要がありました。
テスラパワーウォールの性能
蓄電池のスペック
製品名:テスラ パワーウォール(TESLA Powerwall 2)
蓄電容量:13.5kwh
定格出力:5kw
瞬間出力:7kw
定格入力:5kW(太陽光発電から)、3.5kW(電力会社から)
電気供給:全負荷型
電力切替:自動
保証期間:10年(蓄電保証は10年で70%)
イシンホームで住宅と一緒に検討する場合は、イシンの子会社であるSIソーラーが、テスラ蓄電池を取り扱いしているので、申請手続き等に戸惑うことなくスムーズに導入することができます。
なお、リース支払にすると住宅ローンに組み込むより30万程の割高になるようです。
蓄電池の詳細
この蓄電池は、従来の蓄電池のように停電時に決められたコンセント(100V)からの電気供給しかできないものではなく、分電盤全てをバックアップしているので家中全ての電気とコンセント(100V & 200V)を使用することができます。また常時5000Wまで電気供給することができるので、色々な電化製品を同時使用できるのも嬉しいです。
停電時には、自動で蓄電池供給モードに切り替わります。ただし無停電装置(UPS)みたいに瞬時に切り替わるわけではなく、停電してから5秒後に切り替わります。停電から復旧するときも5秒間電気が使えなくなる状態になります。
UPSみたいに瞬時に切り替われば、テレビやパソコンの電源が切れなくなるのになぁ
でも日本の法律では、安全の為に瞬時に切り替わるのを禁止しているんだって
この蓄電池は、専用の壁掛けモニター等はなくスマートフォンの専用アプリで稼動情報やモードの設定を行います。
はじめて稼動時の設定で、インターネットに接続する必要があるので、事前にネット環境を用意しておく必要があります。
電話の光回線やケーブルテレビ等の固定回線が望ましいですが、モバイルWIFIでも対応することができます。
蓄電池の充電
テスラの蓄電池は1時間に最大5kwの充電を行う事ができます。単純計算で13kwを蓄電するのに2時間半くらいで出来ることになります。
5つの運転モード
・自家消費モード → 太陽光発電で蓄電した電気を優先的に使用
・応用モード → 安い時間帯と高い時間帯のあるプランに最適
・節約モード → 深夜の安い電気を充電し日中使用
・バランスモード → 太陽光発電した電気を電気料金の高い時間に使用
・バックアップモード → 常に蓄電100%で災害(停電時)に使用
青だんごむし家は、基本料金0円の電力プランを契約しているので、「自家消費モード」にしています。
売電単価は1kwで21円ですが、深夜単価21.12円、日中単価26.4円なので、太陽光発電した電気のほうがお安いのです。
蓄電池アプリのモニター画面(2021年3月時点)
災害モード
テスラパワーウォールには、災害予測を行い自動的に蓄電池へ充電する機能が搭載されています。
機器の初期設定時に予め設置エリアを設定しているので、台風災害で停電が予測される時は自動でインターネットに情報を確認して自動に電力会社から充電を始めます。
太陽光パネル積載量が多ければ、曇りの日でもそれなりに発電してくれるので、蓄電池の残量に余裕があれば無理に買電する必要はありません。自分でモニターを確認して余裕があれば、災害モードの設定をオフにしたほうが経済的です。
テスラアプリのバージョンアップ
メーカーから公開されているテスラアプリですが、定期的にアプリをアップデートされるので常に最新の状態を維持することができます。
通常のアップデートでは、微弱なものが多いですが、その中で時々大幅のアップデートが実施されることがあります。
2021年9月9日に大幅アップデート
電力フローを含むメイン画面やグラフ画面などが、大幅にデザイン変更になり、かなり見やすくなりました。従来はとても面倒だった確認も、作業の手数が減り大分楽になりました。
メイン画面
従来のメイン画面では、蓄電池の残量のみしか表示されませんでしたが、アップデート後は画面上部が一新しており、これまで「電気の流れ」を選択しないと表示されなかった発電・充放電量・本日の発電量がすぐに確認できるようになりました。
メイン画面のタイトルも変更
従来 ⇒ 最新
「電気の流れ」⇒「エネルギー」
「パフォーマンス」⇒「インパクト」
「バックアップ履歴」⇒「設定」
「運転モード設定」⇒「サポートページ」
エネルギー
従来だと細かい情報までは確認できなかったのですが、アップデート後は電力の配分まで横棒で分かりやすく表示されるようになりました。毎月の消費比率が自分で計算することなく表示してくれるのはとても有難い機能です。
インパクト
アップデート後は下にスクロールすることなくコンパクトに画面表示されるようになりました。また、停電時のバックアップ履歴もここに表示されるようになりました。
設定
アップデート後もあまり変化はありませんが、説明文が詳しくなり分かりやすくなりました。
2023年2月22日にメインモニターが新しく
2023年2月にメインモニターの電力フロー画面が新しくなり、更に充放電の情報を確認しやすくなりました。
これまでは、太陽光からの充電・蓄電池からの放電ともに緑色のゲージが使用されていました。今回は太陽光発電から得た電気は橙色で表示され、充電池からの放電は緑色で強調表示されるようになっています。
まとめ
・価格だけでいえば、日本メーカーの同容量蓄電池と比べたらかなり安い部類だと思います。
・性能は他メーカーよりも高性能です。
・外国メーカーの蓄電池なので安全面の問題と地域の補助金が受け取れないかもしれないので注意してくださいね。
・テスラの蓄電池を扱っている業者が少ないので、トラブルが起きた際のサポート面でも不安が残ります。
基本料金は本体と施工費で160万円くらいになりますが、別途で蓄電池を設置するための土台に掛かる費用がかかりますので、ご注意ください。
本来はイシンホーム提携のSIソーラーをご紹介したいところなんですが、SIソーラーをご紹介するときは、必ず窓口であるイシンFC工務店を通す必要があります。
太陽光設備や蓄電池を検討されている方が、工務店で一緒に新築マイホームやリフォームの営業されても超絶に困ると思うので、当ブログではメーカー認定の施工業者をご紹介させていただきます。
三重県内でイシンホームで住宅を検討中であれば、鈴鹿店をご紹介させていただきます
全国の認定施工会社一覧
地域 | 施工会社名 |
---|---|
東京都中央区 | 株式会社SIソーラー |
東京都江東区 | 株式会社ミライト・エックス |
東京都目黒区 | ネミー株式会社 |
東京都豊島区 | 株式会社ゼロホーム |
東京都港区 | 株式会社it’s House |
神奈川県横浜市 | 株式会社横浜環境デザイン |
千葉県千葉市 | 株式会社シスコムネット |
埼玉県春日部市 | 株式会社ECOライフホーム |
静岡県静岡市 | 株式会社RST |
愛知県知多郡 | ゴウダ株式会社 名古屋 |
愛知県名古屋市 | 株式会社中部住器 |
愛知県名古屋市 | 株式会社ヤマガタヤ |
愛知県名古屋市 | 株式会社エンジョイ |
石川県金沢市 | 松村物産株式会社 |
滋賀県野洲市 | ゴウダ株式会社 滋賀 |
大阪府茨木市 | ゴウダ株式会社 関西 |
岡山県岡山市 | 株式会社茂山組 |
広島県福山市 | JHS株式会社 |
徳島県徳島市 | 住宅設備アシスト株式会社 |
福岡県福岡市 | リフェコ株式会社 |
熊本県熊本市 | 株式会社西日本ケイエス |
宮崎県宮崎市 | 株式会社正英電機工業 |
コメント