イシンホームが標準仕様の太陽光パネルは耐久年数の高いマキシオン製

青だんごむし

こんにちは、青だんごむしです。

今回はイシンホームで、標準仕様となっている太陽光パネルについてご紹介します。

イシンホームが標準仕様としている太陽光パネルは、米国のマキシオン製(旧サンパワー製)となります。こちらの太陽光パネルは、「せやま基準」を提唱されている瀬山彰氏も推奨されている製品となります。

他のハウスメーカーでは、安心の日本メーカーや安価な中国メーカーをオススメしていて、あまりアメリカメーカーのマキシオンを知っている方は多くありません。

イシンホームの太陽光パネルと他ハウスメーカーがオススメしている太陽光パネル。瀬山氏との関わりについてもお伝えしていきます。

当記事でわかること
  • イシンホームの太陽光発電システム
  • 他メーカーの太陽光パネルと比較
  • せやま基準を提唱されている瀬山氏とイシンホームの関係性
目次

イシンホームが標準仕様としている太陽光パネルの性能

 イシンホームでは、2013年から米国メーカーのマキシオン(旧サンパワー)製320Wの太陽光パネルを取り扱っており、2021年からは標準仕様としています。(標準仕様以外にコスパの良い安価なLONGi製パネルもあります)

 実はこのパネル、2021年春までは東芝にOEMとしてパネルを卸しており、東芝は自社ブランドとしてマキシオン製パネルを販売していました。型番はマキシオンと全く一緒です。東芝も認めた高性能パネルです!(現在は販売終了)

マキシオンパネルの仕様

 イシンホームでは2013年から、プレミアムの太陽光パネルとしてサンパワー(現マキシオン)製を取り扱い、2013年に327W、2017年に345W、2019年に360Wの出力できるパネルを販売してきました。そして2020年後期以降から、400Wのパネルを取り扱っています。

 これまで販売されてきたマキシオンのパネルと、2021年以降のイシンホームで標準仕様とされている太陽光パネルの性能をご紹介します。

スクロールできます
項目2020年10月~現在2019~2016年~2013年~
品番SPR-MAX3-400SPR-X22-360SPR-X22-345SPR-E20-327
モジュール変換効率22.6%22.1%21.2%20.1%
最大出力400W360W345W327W
製品保証/出力保証40年/40年25年/25年25年/25年25年/25年
パネルサイズ1690mm×1046mm×40mm
パネル重量19kg18.6kg18.6kg18.6kg

イシンホームがマキシオンのパネルにこだわる理由

 イシンホームでは、性能の高い製品を組み合わさって住宅づくりを行っているハウスメーカーです。当然太陽光パネルにも強いこだわりがあり、世界で通用する世界ナンバーワンの太陽光パネルを標準仕様として取り扱っています。

1.高い発電量と変換効率の太陽光パネル

 イシンホームが推奨するマキシオンのパネルは、日本メーカーや中国メーカーの製品と比べ、明らかに性能の高い性能の製品です。

 太陽光パネルには狭い屋根に対応した住宅用の小さな製品と、片流れ屋根に対応した大きな製品があります。ほとんどの大手ハウスメーカーでは、デザインに特化した屋根に対応できるよう小さなパネルを使用していますが、イシンホームは発電量を重視しているため片流れ屋根を推奨しており、大きなパネルを採用しているのが特徴です。(一条工務店のオリジナル製品も小さなパネルです)

他社メーカーと比較

※当サイト運営者の住宅では、マキシオンの360Wパネルを設置しています。
 最新のパネルと比べて保証期間は短いですが、出力性能は同等を維持。

2.圧倒的な長期間の製品&出力保証

 メーカーによって保証期間が違ってきますが、マキシオンでは製品・出力共に40年間の保証があります。特に出力は40年目で88%、25年目で92%の発電量を保証してくれるので、他社と比べると圧倒的です。(2022年1月以降に設置された住宅が対象)

 ちなみにイシンホームのライバルである、一条工務店自慢のオリジナルパネルは製品保証10年、出力保証10年、耐用保証は20年となっています。耐用というのは、高温高湿試験2000時間(20年の目安)までクリアされているということですが、出力が25年で75%保証と他社メーカーよりも性能が劣っているため、太陽光パネル+蓄電池のセット価格が安い理由がここで分かります。

マキシオンパネルの40年出力保証

画像出典:SIソーラー

瀬山氏がマキシオンを選ぶ背景にはイシンホームが関係している

 せやま基準を提唱されている、ビーイナフ株式会社代表取締役社長の瀬山氏ですが、過去にイシンホーム(イシン住宅研究所)にお勤めされていました。

 瀬山氏は他のパネルと比べて、偶然にマキシオン製の太陽光パネルをお勧めしているわけではありません。きちんと理由があります。

瀬山氏のプロフィール

 2018年頃から、「家にお金をかけるな、でも質は担保せよ」をテーマにして、費用対効果の高い家づくりを日本全国に展開するご活動を行っています。

 中堅ハウスメーカーのイシンホームで7年間、色々と勉強され・実績を積み上げられたのちに、2019年頃から家づくりの配信であるWeb「グッシン」やYoutube「せやま大学」などのメディアを運営しています。2021年からは、せやま印工務店プロジェクトを開始されて、全国を対象とした「せやま印工務店」制度の運営を行っています。

瀬山氏の住宅も太陽光パネルはマキシオンを設置

 2020年以前から瀬山氏は、オススメする太陽光パネルのメーカーをマキシオン製のモノに拘っていました。それは、瀬山氏本人の住宅がイシンホームであり、マキシオン製のパネルを設置されているからです。建築時期からみて、345Wのパネルを設置されているものと推測できます。

 2022年8月にYoutube投稿した動画では、イシンホームが標準仕様としているマキシオン製の太陽光パネルの性能を分かりやすく解説しており、今はまだ蓄電池は必要ないと断言されながらも、もし取り入れるなら「テスラウォール(テスラ製のパワーウォール)」が良いと発言されています。もちろんテスラの蓄電池もイシンホームの標準設備です。

 なお、他の大手ハウスメーカーや他社工務店では、パナソニックやシャープ、予算が少なければQセルズや長州産業の製品を勧めてこられます。中堅以上のハウスメーカーでマキシオン製を取り扱っているのは「イシンホーム」と「せやま印工務店」だけです。(2022年5月まで)

イシンホームで太陽光設備を導入するためのリースの仕組みを解説

 同動画内では、一般検討者向けに太陽光設備を住宅ローンに組み込むのか、リース契約が良いのか解説されていますが、リースの仕組みは解説内容がイシンホームのリースと同じです。

 解説された内容で、購入(住宅ローンに組込)でもリース契約にしても、最終的なコストはそんなに変わらないと解説されています。

 これは「太陽光パネルの質が担保できている」事が最重要であり、それを満たせば購入でもリースでも大丈夫と発言されています。そうなると、イシンホームで契約するならリースの方が利便性は高いと解釈できます。

 またリースで契約した場合、初期費用0円がウソであることもご説明されています。
 イシンホームでリース契約する場合は、リースに含まれるものが設備本体のみとなっており、設置費が別途で掛かります。設置費には工務店の利益と申請費用も含まれているため、直営店&フランチャイズ加盟店共通で、1kWあたり5万円の設置費用が掛かります。

つまり10kW載せたら、50万円の設置費が掛かり、これは住宅ローンに組み込む形となります。

 イシンホームの営業マンは、「太陽光設備をリースにすると初期費用0円で入れられます」と設備費が全てがタダになりますというような営業トークで口を揃えて話をされますので、前もって注意しておく必要があります。

 イシンホーム直営店舗で支店長を経験されているからこそ、リース実情に詳しいのも当然です。他社では聞けない内容を動画内でお伝えしてくれます。

 イシンホームでは、太陽光発電システム関連の仕入れをイシン住宅研究所が出資100%の「株式会社SIソーラー」から行っています。最新のリース代も含め、詳しくは以下でご説明していますので、良かったらご確認ください。

 ※上記サイトのリース代について慎重に調査を行っておりますが、価格が間違っている場合もありますので、ご検討されている工務店の担当営業さんに必ずご確認してください。

瀬山氏が評価したイシンホームのリース解説のYoutube動画

 これからイシンホームで太陽光を検討されている方は、この動画で悩み事は全て解決します。特に太陽光リースを検討している方は、「リース事情の解説」を視聴されたほうがイシンホーム営業マンの説明より分かりやすいです。

動画再生時間:16分18秒
1分41秒:マキシオン製太陽光パネルの新価格を公表
8分19秒:リース事情の解説

まとめ

 イシンホームが標準仕様とする太陽光パネルの性能についてお伝えしました。イシンホームの公式サイトを見ても、中々分かりにくいのが現状の中で、元イシン住宅研究所の社員である瀬山氏が、分かりやすく太陽光パネルの性能、リース事情について解説していただいてるので理解しやすくなっています。

 せやま印工務店へ卸している「せやま商流」ですが、マキシオン製太陽光パネルの1kWあたりの単価が2022年9月に上がっており、同様にイシンホームのリース費用も2022年9月に単価が上がりました。

 売電単価が低い中で、導入するほどでもないように見えますが、30年以上の長期間で考えた時、お得であることに間違いないと当サイトでも確信できます。

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