2021年度の年間発電量と売電額・リース代の損得と完済率

こんにちは、青だんごむしです。

イシンホームのリース契約&支払が始まった2021年3月から1年間の太陽光発電量と実際の売電量・買電量等をまとめました。1年間に掛かるリース代の損得も計算します。(リースもローンも設備の所有者が違うだけで支払形式は同じです)

2021年度は、年中通して悪天候な日が続いた事もあり去年より発電量が少ない結果になりました。月平均で1359kWhの発電量となっております。

この記事で分かる事

  • 2021年3月~1年間の蓄電池アプリから抽出した太陽光発電量・自家消費量・売電量・買電量
  • 2021年3月~1年間の実際の売電金額・買電金額
  • 1年目の太陽光設備+蓄電池導入費用の回収完済率
  • 実質のリース代

運営者のリース設備・費用の詳細は以下をご確認ください

当家の太陽光発電システム活用スタイルは以下をご確認ください

太陽光発電システムの簡易情報
地域:三重県北部
屋根:片流れ屋根・南東向き・角度15度
太陽光パネル:サンパワー 12.96kW
パワコン:デルタ 9.9kW
蓄電池:テスラ パワーウォール 13.5kW
蓄電池モード:自家消費型(太陽光発電の電気を充電)

目次

蓄電池アプリのデータ [太陽光発電量・自家消費量・売電量・買電量]

発電量の数値データ

発電データはテスラアプリで計測したものを出力しています。多少の誤差がありますので参考程度でご確認ください。

年月太陽光発電量(kW)自家消費量(kW)売電量(kW)買電量(kW)
2021年3月1498.1622.31172.3332.5
2021年4月1720.3370.01344.220.8
2021年5月1516.4338.31156.84.6
2021年6月1602.5402.61178.12.7
2021年7月1631.0583.51022.87.0
2021年8月1432.4686.8747.534.3
2021年9月1182.2474.3702.027.3
2021年10月1346.5406.3912.35.4
2021年11月1262.9471.3767.310.7
2021年12月864.6867.8352.9382.3
2022年1月1023.51090.4403.0514.0
2022年2月1232.5730.3665.7207.7
合計16,312.97043.910416.51549.3

発 電 量 合 計:16,312.9 kWh
月平均発電量:1359.4 kWh
発電総額:342,571円
月平均額:28,547円
※1kW/21円で計算

発電量の棒グラフ

2021年3月~2022年2月の発電量

発電量からみたリース代の損得

蓄電池の出力データ(発電量の月平均 28,547円)を基準にした太陽光パネルと蓄電池のリース代の比較してみました。

<毎月のリース代>

太陽光パネル:17,952円 ⇒ 10,595円の黒字
パネル+蓄電池:33,902円 ⇒ 5,355円の赤字

<1年間のリース代>

太陽光パネル:215,424円 ⇒ 127,147円の黒字
太陽光パネル+蓄電池:406,824円 ⇒ 64,253円の赤字

太陽光パネルのリース代だけであれば十分にプラスの金額になりましたが、蓄電池も加えると、やはり赤字転落です。

実際の明細書・請求書からみた2021年3月から1年間の収益

電力会社(TEPCOライフサービス)の電気料金

2021年度は、夏場に冷えないエアコンの稼動と冬場は床下暖房を稼動していた期間が長かったので、空調設備による買電量が多くなってしまいました。

年月売電額 [円](売電量kW)買電金額 [円](買電量kW)
2021年3月23,226 (1,106)22 (1)
2021年4月27,657 (1,317)415 (19)
2021年5月26,061 (1,241)70 (3)
2021年6月25,620 (1,220)25 (1)
2021年7月18,522 (882)90 (4)
2021年8月19,404 (924)668 (31)
2021年9月15,498 (738)673 (30)
2021年10月17,556 (836)52 (2)
2021年11月19,761 (941)123 (5)
2021年12月7,770 (370)5,411 (215)
2022年1月7,959 (379)16,487 (631)
2022年2月12,495 (595)5,718 (219)
合計221,529 (10,549)29,754 (1,161)

売電量合計:10,549 kWh
買電量合計:1,161 kWh
売電金額:221,529 円
買電金額:29,754 円

売電量と買電量の棒グラフ

実際の売電金額からみたリース代の損得

家での電力使用量が多くなるほど売電金額が減りますので、あまり参考になりませんが青だんごむし家ではこのような収支結果になりました。

なお、家の電力使用量を節約すれば、当たり前ですが売電量が増えますのでリース代の支払が軽減されます。

<1年間のリース代>

太陽光パネル:215,424円 ⇒ 6,105円の黒字
太陽光パネル+蓄電池:406,824円 ⇒ 185,295円の赤字

※住宅ローンに含まれている太陽光パネル設置費用や蓄電池の土台部分の施工費は計算に含まれていません。

1年目で回収できた投資金額(太陽光発電設備+蓄電池)

発電金額:342,570 円
売電金額:221,529 円

投資設備設備の合計費用発電量から残高金額
(完済率)
売電金額から残高金額
(完済率)
太陽光パネル2,154,210 円1,811,640 円
(15.9 %)
1,932,681 円
(10.2 %)
+パネル設置2,802,210 円2,459,640 円
(12.2 %)
2,580,681 円
(7.9 %)
+蓄電池4,716,210 円4,373,640 円
(7.2 %)
4,494,681 円
(4.6 %)
2021年3月~2022年2月の回収金額

まとめ

2021年の太陽光発電は、発電量から計算しても実際の売電量から計算しても、太陽光パネルのリース代に関してはプラスの収支となりました。しかしながら蓄電池も一緒に導入した場合はやはり赤字でした。

リース代を実質0円で支払いができるかについてですが、月平均で計算すれば

太陽光パネル設置費だけであれば、実質0円でリース代の支払いが可能

2021年度は天候の安定しない日が多くて夏も冬も発電量が落ちる結果になりました。

また消費電力が多い一番の要因が冷暖房設備なんですけど、イシンホームの空調設備(床暖冬涼夏)に付属してきたエアコン(和室に設置)で冷暖房を春~秋の初旬まで使用していた結果、希望の設定温度にならず電気代が掛かるばっかりで電力使用量がとても多かったと記憶しております。(設置場所が良くなかったので仕方が無いのですが)

あと放熱器を使用した床下暖房はかなりの電力を使用するため、1ヶ月24時間稼動は現実的ではありません。特に自給自足を目指す場合。

昨年の秋に新たに導入した省エネエアコン(ロフトに設置)ですが、サーキュレーター兼用で良い感じに冷暖房できていることを確認し、消費電力も抑えられている事が確認できましたので、2022年度はこの冷暖房設備で生活したいと考えています。(お客さんが来たときだけ床暖房を短時間でいいかな)

2022年度は昨年の冷暖房設備を改善する事ができるので、年間消費電力を下げる事ができ売電量を増やすことができるはずです。リース代の支払軽減につなげられることを期待します。

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