太陽光パネルを過積載した時の年間メリット

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今回は住宅に太陽光パネルを過積載で設置した時に分かったメリットをお伝えします。

毎月発電ピークカットをした時の1年分の実データを元にして比較していきたいと思います。

今回の記事は、ごく一般住宅にされる太陽光積載量(4kW~6kW)に対してではなく、太陽光パネルを屋根一杯に設置したイシンホームや一条工務店の場合で検証していきます。

これから、イシンホームや他社で太陽光パネルの過積載を検討される方に参考していただけます。

青だんごむし

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目次

太陽光発電の過積載とは?

パワーコンデショナーという電力変換装置の容量を超えて、多く太陽光パネルを設置することを言います。

画像引用元:スマートメーターBルートブログ

過 積 載: 5kW対応のパワコンに8kWの太陽光パネル積載

ノー過積載: 5kW対応のパワコンに5kWの太陽光

過積載にする理由

一般的な住宅には5kW位の太陽光パネルと5kWのパワコン(電力変換装置)が設置しています。

5kWというのは、1時間に最大で5kWまで発電することができるということです。

しかし、どんな時でも5kWで発電するわけではなく、気温や天候、太陽の角度などいろいろな条件が揃ってはじめて5kW発電するのです。

でも実際に年間で5kW発電(1時間あたり)できる日数は限られています。

9.9kWのパワコンに10kWのパネルを積載しても、いつも10kWで発電するわけではありません。季節によってバラバラです。

特に悪天候の場合になると、明るい曇り空で5kW、雨が降りそうな曇り空で2kW、雨が降れば1kW、ゲリラ豪雨のような雨だと発電量は0kW(1時間あたり)に近かったりします。

そこで、悪天候でも発電量を増やしてもらうために、太陽光パネルをパワコン容量以上に積載にするのです。

例えば、10kWの積載量を13kWに増やせば、雨に1kWしか発電しないところを1.5kWに増やすことができます。快晴でも太陽の角度によっては9.5kWしか発電しないところを積載量を増やせばパワコン上限の9.9kW以上に発電することができます。

一般的な住宅では、太陽光発電した電気で日中の電気を補い電気代を安くするのが目的なので太陽光パネルの容量は大体4kW~6kW位になっています。

それに比べイシンホーム・一条工務店では、発電した電気を日中使用するのはもちろんのこと、蓄電池に充電したりたくさん売電するのが目的になっています。

青だんごむし家の発電設備

三重県北部地域 屋根向き 南東、角度14度
パワーコンデショナー:9.9kW
サンパワー製 太陽光パネル:12.96kW 過積載量 130%
(旧 サンパワー製 ⇒ 現 マキシオン製)

過積載したらどうなるか

過積載にした時のイメージ

画像引用元:まじめデンキ

まず、パワコン容量を超えた発電量(グレー色部分)は変換されないので、自動的に電気を捨てることになります。

過積載したほうが過積載しない時よりも発電(ピンク色部分)してくれるので、悪天候時の100%自家消費や売電量の増加につなげることができます。

積載量が少なければ、悪天候日に在宅ワークした場合の日中の発電自家消費100%は無理です。買電することになります。

毎月の中で1日あたりの最大発電量(グラフ)

世間では過積載すると、上限を超えた電気(グレー色部分)を捨てるのがもったいないと言われていますが、実際はピークカットする月というのが少なかったりします。

青だんごむし家で確認した実際の毎月の1日最大発電量

下図は9.9kWのパワコンに13kWの太陽光パネルを積載した場合にどれだけの月でピークカットされているのかを確認できます。

1月~6月

7月~12月

個別画像の右上「9.8kW 電力生産」と表示されているところが1日最大上限の電力変換量になります。

※画像では9.8kWと表示されていますが、実際は9.9kW発電しています。理由はこちら

ピークカットできている月は3月~9月になります。

また、グラフの頂上付近が平らになっている程、捨てている電気量(ピークカット率)が高いということです。

もしこれが過積載せずにパワコン容量と同じ10kWの積載にしたら、おそらくピークカットできる月は4月~5月位が妥当ではないでしょうか。もちろん発電量も2割ほど下がっているものと思われます。

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まとめ

過積載した状態を年間で観察してみると、ピークカットで捨てている電気量(グレー色部分)時間よりもピークカットしていない時間帯の発電量(ピンク色部分)が多いので、過積載して損はないことが分かります。

上記の画像からもう一つ分かる事

 それは、天候が良い時の1日あたりの最大発電量

今回は綺麗な発電グラフを選別しているので、この発電量が正確というわけではないですがこれに近い発電量が期待できます。

これから住宅に太陽光過積載で検討されている方にご参考になれば幸いです。

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